2011年10月22日

大阪知事ダブル選挙へ ~思想体系の構築モトム!~







  橋下知事、大阪市長選出馬を表明 辞職願提出、ダブル選確定

大阪府の橋下徹知事(42)は22日未明、大阪市長選(11月13日告示、27日投開票)へのくら替え出馬を正式表明した。府庁で記者団に「(市長選に)出ます。大阪市役所の体制で『大阪都』構想を進められるのは僕しかいない」と強調した。
表明に先立ち橋下氏は府議会議長に任期途中での知事辞職願を提出。議会の同意を得て10月31日付での辞職が決まった。府選挙管理委員会は臨時会合で11月27日の知事選実施を決定、市長選とのダブル選が確定。
これを受け各党ともダブル選に向けた準備を加速。大阪市長選には再選を目指す平松邦夫市長(62)らが既に出馬を表明している。







  橋下府知事が大阪市長選に出馬するそうだ。
  わざわざ知事を辞職して、同じ府の市長になる。不思議なことのようだが、そうしないと大阪府をより良くすることが出来ない。なんとしてでも『大阪都』構想を成し遂げるのが目的だという。

  正直、私はこの方、タレント(弁護士)時代からそう大した好印象は抱いていなかった。
  どちらかというと、アナーキーだなぁ・・ と嫌いな方か?
  業界の秩序をまるで無視したような彼が、大阪の秩序を創り上げようとしている。


『大阪都』構想を進められるのは僕しかいない」と強調した。 (冒頭記事より抜粋)


  何だかやっぱり不思議というか、強烈な個を持つ者の理想、その使命感の力というものに感心せざるを得ない。

  (彼が戦っている組織側では、こうはいかないだろうから)

  目的のために手段を択ばない、というえげつささえ、志の高さに思えて来る。



  だから、もしも、


  橋下知事がこの目的を無事成し遂げたとしよう。

  現大阪市長と役人たちが、目を丸くして、歯ぎしり姿を想ってみよう。

  私は、その想像をそのまま国政へと映し変えてみる。

  もしも彼が理想を、彼の使命をなすことが出来たならば、

  そんな彼なら、きっとこの国をも良くしてくれるだろうと。

  そう期待してしまう自分がいる。

  (その時は、タレント時代の悪印象を撤回しよう・・)




  ところで、彼の経済学者、吉川元忠氏がこんなことを言っている。


「私はもうアメリカにはソフトパワーがないと思っています。では日本のソフトパワーはいったい何かというと、それはも半導体やデジタル技術などではなく、最後は思想だと思うのです」

「だけどこの思想というのが、日本人は苦手ですね」

「この混迷の世界の中に、日本の伝統と歴史に立脚しながら、しかも国際的な普遍性を要求できるような、日本初の思想とはいったいどういうものなのか。そういう巨大な思想体系を構築するのは、ものすごく大変な仕事です」

「到底、私にはそんなことはできません。四十代、五十代の若い人に取り組んでもらいたいと思っています」




  氏は、この言葉を残した後に亡くなられた。

  私はこれが彼の唯一の願いであり、遺言だと思っている。

  若い世代に託していかれたのだと。


  混迷の世界の中において、その世界の秩序と対抗しうる思想を早急に構築しないと、日本は危ない。


  吉川氏は「巨大な思想体系を構築」する者を四十代から五十代と言われたが、個人的には二十代でも、三十代でも、年齢は関係ないのではないかと思う。

  思想を持つ者は、いや、理想を持つ者は、強い。
 


  大阪知事のような人々が使命感を持って、

  僕しかいない、と考えていただきたいものだ。