2011年11月27日

日韓衝突事故は新時代にふさわしい決着を見せるのか。




先日2ちゃんねるで野田首相が日韓基本条約を破棄したと話題になりました。

日韓基本条約は、1965年に日本と韓国で交わされた条約です。

日本は韓国に対して、巨額な資金(無償3億ドル、有償2億ドル、民間借款3億ドル、いずれも当時額)を提供し、日韓併合以前に交わされた条約は無効であることを両国が確認し合い、また、これをもって、両国と両国民の請求権は完全に解決されたとするものです。

今までは日韓併合時代の賠償に関しては、この条約が両国の基本合意として認識されていたものですから、いくら一方の国が歴史をねつ造して「賠償要求」をしても、基本条約の再確認を求めることが出来ました。

日韓基本条約はお互いの外交の上で基軸となる条約でした。


ところが、10月19日、日韓首脳会談で、野田首相は「日韓新時代の提言」なるものに合意し、両国の共同宣言とした。

その内容が、今までの歴史の認識(日韓基本条約)は韓国に対して誠意が足りないものであった、日本は今後(2ちゃんねるの言葉を借りて言えば)「未来永劫、謝罪と賠償」を約束するという、韓国の要求に添った、韓国民の国民感情にとても配慮した内容でした。

「日韓新時代共同宣言」の合意が、両国の友好的な、新しい時代を築く上での良いものになるならば、野田首相の外交は成功したと言えるのですが、実際は、新たな問題を生み出す可能性が非常に高い、まずい合意内容ではないかと私は思っています。

案の定、個人請求権を放棄という日韓基本条約をあらためるよう韓国の被害者たちが自国の政府に働きかけ始めました。

また、韓国の国会議員たちは竹島でコンサートを開いたと言います。領土問題に関しても、まったく友好的ではない、実効支配がますます強まっているようです。



もしも請求権の問題が裁判となった場合はどうでしょう。
「日韓新時代共同宣言」の内容を鑑みて、今までの判例を覆すのか、そうなると、もうとんでもないほどの「個人請求権」が後から後から現れそうで、想像するのが恐ろしい。


世界規模の経済危機に見舞われている現代ですから、もしも賠償金をもらえる可能性があるならば、私だってもしかしたら、藁にでもすがる思いで、罪のない人に請求をする可能性がまったくないとは言えません。


そして、「日本だけに罪がある」と、大方の韓国の人は本気で信じているのです。












そんなこんなで、これからの日本と韓国の外交を懸念していた矢先に、今日のニュースです。




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「漁船と貨物船衝突 1人不明」



27日朝、長崎県の対馬の沖で福岡市のイカ釣り漁船と韓国の貨物船が衝突して漁船が転覆し、乗り組んでいた2人の男性のうち1人が行方不明になっています。

27日午前5時半ごろ、長崎県対馬市の長崎鼻灯台の東およそ60キロで、韓国の貨物船「MARUKA」から「漁船と衝突した」という連絡が第7管区海上保安本部にありました。海上保安部が調べたところ、現場で、福岡市の水産会社、海漁水産に所属するイカ釣り漁船「第18海漁丸」(16トン)が真っ二つに壊れ転覆しているのが見つかりました。乗っていた2人のうち、船長で福岡市の築城義輝さん(46)は貨物船に救助されましたが、機関長で福岡県宗像市の越智要さん(58)の行方が分からなくなっています。貨物船は1400トン余りで、大きな損傷はなく、韓国人とミャンマー人の乗組員8人にけがはないということです。「第18海漁丸」は26日午後1時ごろ福岡市の港を出て、27日午前中に戻る予定で、貨物船は韓国から千葉県に向かう途中だったということです。事故当時、現場海域の見通しはよく波も穏やかだったということで、海上保安部は巡視艇やヘリコプターで越智さんを捜索するとともに、事故の原因を調べています。

転覆した「第18海漁丸」が所属する福岡市中央区の海漁水産では、乗組員の家族が海上保安部と連絡を取り合うなど対応に追われています。救助された築城義輝さんの父親の儀助さん(76)は「機関長が無事に早く見つかってほしい」と涙ながらに話していました。

NHK 11月27日 12時5分 (リンク先に映像があります)




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対馬だけに、また領海侵犯に、密漁か? それとも、体当たりされたのか?

と思わず驚きました。




どう見ても排他的経済水域。なぜ千葉帰りにここを通る??



イカ釣り漁船・16トンと、貨物船・1400トンでは、漁船はひとたまりもないと思います。

漁船の乗組員一人が行方不明だそうです。


一人助かった船長の父親、涙ながらに無事を祈る



無事だといいのですが。
16トンと1400トンの衝突で、漁船は真っ二つです。
どうにか無事であることを、心よりお祈りしています。




見通しも良く波も穏やかでなぜ衝突??




この衝突事故、大きな問題になればいいと思っています。



なぜなら、野田首相が日韓首脳会談で韓国の国民感情に配慮した、悪く言えば、法的に日本の正当性を主張でき得る唯一の合意条約を無視し、戦後の自虐史観を継承したかのような新時代のビジョンに合意してしまったことは、まだそう知れ渡っていない話です。


日韓併合時代の罪が真実かどうかはここでは置いておいて、賠償金の支払いとなれば、支払われる財源は国の資産や国民の税金からです。

韓国との関係が改善して、両国の外交(貿易)が今以上にうまくいったと仮定しても、資産が失われること、乏しい財源が日本の為ではなくて、賠償に費やされることが私たちの為になるのか甚だ疑問です。

また、明らかに、今回の合意は放棄されていた「賠償請求の権利」に法的根拠を与えかねないものであり、実際の判決がどうなるかはまだわかりませんが、今後の歴史的解釈と判決の方向性を決定付けてしまったものだと思っています。

それは、日韓併合の時に、朝鮮半島を発展させるために尽力した私たちの祖先や政治家たちの苦労も、基本条約の際に支払われた資金(私たちの血税)をも、ないがしろにする、裏切り行為に等しいものです。




今回の衝突事故で、もしも対馬問題が浮き彫りになった時、野田政権がどういう対応をとるのか、マスコミはどう報道するのか。
もしかしたら何事もなかったように、いつものただの事故として片付けられる可能性も否めませんが、もしかしたらこれをきっかけに、そして新しい「日韓新時代共同宣言」にしたがって、思わぬ暴挙に出る可能性だってゼロではない。
そして、必ず私たちは、ここで、この問題を通しての様々な意見を交わすはずです。
それらによって、少しでも、野田首相の裏切りが知れ渡って、日本の国益を損ない、この国の体力を奪うような政策を好んで行っている政権の実態が、より私たちに見えてくるようになれば良いと思っています。



野田首相は、TPP交渉参加の反対派や生産者をなだめる際には「私は農村の生まれだ」とか、危険な放射能汚染の除去を命じられた自衛隊をなだめる際は「私の父親は自衛官で・・」等と、あちこちで八方美人的に配慮した発言を繰り返していますが、本当のところはどうでしょうか。


民主党は17日に首相在任中の代表の任期を現在の2年から3年に延長する答申をまとめました。今まで国の首相が1年ごとに交代していたことを、景気の低迷や外交の失敗などの根拠として国民感情に訴えて、次回の選挙を乗り切ろうとしています。

TPP参加交渉をするとかしないとか、全品目を交渉のテーブルに出したとか出さないとか、消費税はあげるけれど任期中はあげないから国民に嘘をついていないとか、政権交代時のマニフェストに関してもそうですが、私はいつも民主党政権に騙されているという思いが拭い去れません。


(もちろん民主党の中にも良い議員さんはたくさんいると思いますが)


騙されないように気を付けて、見ていきたいと思います。








日韓首脳会談(概要)
「日韓新時代」のための提言 -共生のための複合ネットワーク構築-
【重要】野田首相、日韓基本条約を破棄し、未来永劫謝罪と賠償を約束する『日韓新時代共同宣言』に合意
「日韓条約再交渉を要求 韓国被害者、自国政府に」 
韓国国会議員が竹島でコンサート計画・・・日本「やめて」
対馬が危ない!
『密漁の海・対馬海峡~繰り返されていた領海侵犯』
相次ぐ玄界灘海難事故と日本のマスコミ


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