2011年11月29日

自転車総合対策という一石二鳥、民族問題も財政難も一気に解決か?!



 

先日、ある方のblogで、世界では人口が増え続けているのに、日本では年々減り続けているという話を聞いて、今更ながら愕然とした。


このまま、日本の少子高齢化が進めば、やはりいずれは単一民族で続いた国の歴史は途絶え、米国みたいな国になるんだろうなぁ、と思わざるを得ない。


ところで、知らない方もいるかもしれないけれど、王朝もしくは君主制の国で、これだけ長く続いているのは日本だけである。
五千年の歴史を誇る中国でさえ、王朝は途切れているし、元首は何度も交代している。


歴史の浅い大国からしたら、ずいぶん忌々しい話ではないかと思われる・・



と、下衆の勘繰りをしたくなるのは、こんなニュースが最近紙面を賑やかしているからである。









 「自転車総合対策」


原則として自転車を車道に走らせる対策のこと。
警察庁が歩道での歩行者の安全を確保するために、先月25日に公表した新しい交通規制。

原則、3メートル未満の歩道を自転車は走ってはいけないことになり、ご老人や子供を乗せた母親が殆どの歩道を走れなくなってしまった。
(日本の歩道はどこもそんなに広くありません、特に住宅街)


不思議なのは、なぜこんな対策が出来たかということ。どう見ても危険である。

もちろん名目は「自転車と歩行者の事故を減らすため」であり、歩行者が「安全に歩行できるようにするため」。

だからと言って、歩行者の安全が確保されるためなら、自転車に乗る人たちは車に轢かれて死んでもいいというのだろうか。





昨日のニュースを読んで頂きたい。

「昭和45年の道路交通法を改正で、歩道を自転車が走れるようにして、自転車の交通事故は1万6765人から658人に減りました。
だけど、2760件、死亡事故も5件(2010年)の自転車と歩行者の事故を減らしたいから、やっぱり自転車は車道を走ってもらいます」


と言っている記事である。
命が大切なのはおんなじで数は関係ない?
5人の死を救うため、1万6千人の死を選ぶのか?





「自転車のガイドライン策定へ」(NHK)










  自転車は、昭和35年に制定された道路交通法で「軽車両」と定められ、車道を通行することが義務づけられました。しかし、その後、車や自転車の利用者が増えるにつれて交通事故も急増。10年後の昭和45年には、交通事故による死者数が過去最悪の1万6765人に上りました。

  このため、警察庁はこの年に道路交通法を改正。車道の交通量が多い地点の一部の歩道については、歩行者の通行を妨げない速度で走ることを条件に、自転車の通行を可能にしました。その結果、自転車の利用者の死亡事故は徐々に減少し、昭和45年の時点で1970人だった死者数は、10年後の昭和55年には1051人にまで減りました。さらに平成19年の改正で、▽子どもや高齢者など車道を通行することが危険と認められる人たちや、▽安全確保のためやむを得ないと認められる場合にも、自転車で歩道を走れるようになりました。

  法改正の効果もあって、自転車の利用者の事故死者数はさらに減少し、去年は昭和45年以降で最低の658人にまで減りました。

  ところが、自転車の歩道通行が常態化するなか、今度は自転車と歩行者の事故が増えるようになります。 平成15年には、自転車と歩行者の事故が2000件を超え、以後8年連続で2000件を突破。去年は2760件で、死亡事故も5件起きています。

  こうしたなか、警察庁は自転車と歩行者の事故を減らす必要があるとして、先月、自転車の通行に関する「総合対策」を打ち出しました。自転車は「車両」であり、原則、車道を通行するものだというルールを、改めて徹底することにしたのです。








さすがにおかしいという世論を気にしたのだろう。
自転車と歩行者の接触事故ではなくて、マスコミは自転車が歩道を走ったことによって、もしくは自転車のマナーの悪さから起きた大きな(死亡者の複数出た)交通事故を大々的に取り上げるようになった。
TVも紙面も「自転車は危ない」の一色である。
そんな中で、高まってきたのが、まったくギャグのような話なのだが、「自転車保険」だ。



 「自転車と事故 加害者にならないために」(産経)
自転車の安全への関心が高まる中、事故に備えた自転車保険が注目集める(FNN)



 もちろん保険会社の自転車保険人気ランキングは、外資保険会社がトップを占めている。

国土の狭い日本の道路は、アメリカとは全く違う。たとえ歩道であろうとも、安全を保てるようには創られていない。
ましてや、道路を走るなんて、自殺行為に等しい。


今回の総合対策で、少子高齢化で存続の危機にある日本民族、中でも貴重な子供たちが危険に晒される確率は増え、そして、「保険」という商品が確実に売れる。

こんな、一石二鳥の話があるのか。


この国の伝統を忌々しく思い、資本を吸い尽くそうとしている輩が大笑いしている様が目に浮かぶようだ。




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