2012年2月5日

シリア決議中露が再び拒否権行使!





シリア決議、中ロが再び拒否権=安保理、機能不全を露呈

【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は4日、シリア当局による反政府デモ弾圧に関する会合で、アサド政権に対し人権侵害の即時停止を要求する決議案を採決に付した。全15カ国中13カ国が賛成したが、常任理事国のロシアと中国が拒否権を行使し、同案は廃案となった。シリア情勢が悪化する中、安保理は深刻な機能不全を露呈した。
ロシアと中国は昨年10月のシリア非難決議案に続いて拒否権を行使した。特にロシアは、今交渉でも内政干渉だとして強硬に反対。決議案を作成した欧州理事国とアラブ諸国は合意形成に見切りをつけ、採決に踏み切った。
ライス米国連大使は演説で、拒否権行使に「うんざりだ」と不快感を表明。中ロ両国はシリア国民を見放し、暴君を守ろうとしていると批判した。一方、ロシアのチュルキン国連大使は、欧米側はアサド政権の転換を求めていると指摘し、双方の溝の深さがあらわになった。
ロシアのラブロフ外相は7日にシリアを訪れアサド大統領と会談する予定で、独自外交で危機打開を模索するとみられる。 [時事通信社]

(朝日新聞 2012年2月5日7時5分)




「正義の味方と悪の組織」の違いは何でしょう。







フェイスブックでシェアさせていただいた資料です。

とても面白く拝見させていただきました。



この資料を見た後に、冒頭のニュースを聞いて、はたと考え込んだ。



ロシアと中国がまた拒否権を行使しました。

今回の決議案は、欧米側がロシアに配慮して

「シリアのアサド大統領の退陣などに言及した部分を原案から削除した」(産経

と聞いています。

それでもロシアは、

「決議案はシリアの現状を正確に反映しておらず、

当事者にバランスを欠いたメッセージを送ることになる」

「アサド政権の退陣要求はシリア問題の解決を遅らせる」

と非難。(WSJ

中国は、

「安保理の分裂状態を修復することが先決であり、

決議案の修正を求めたロシアの主張は妥当」

とロシアの非難を擁護する立場を示しました。




どう考えても、13国が賛成する中、2国で反対した中国とロシアは

この資料で言うところの「正義の味方」に映ります。

悪の組織の前向きな特徴も、欧米(というよりアメリカ)に類似しています。



けれど、正義の味方はずいぶんと後ろ向きで、消極的で、

意地が悪いですね。



だからどうしたというわけではありませんが、私自身を省みても、

正義の味方の特徴に良く似ている。


ロシアと中国はどちらかというと嫌いな国の部類でした。

仮想敵国だからという理由もありますが、

長い歴史の中で日本と関わり合うときの彼らの行動が、道徳的に考えて、

どう考えても、納得のいくものではありませんでした。



今回の件で、私の姿と、正義の味方に似ているロシア・中国を重ね合わせて、

私は自分のことも、道徳的に考えて、嫌っているのだと言うことが、

とてもよくわかりました。


日本の自虐史観を否定しながら、私自身ずいぶん自虐的に生きてきたのだと

改めて思わされました。



だからどうだというわけではありませんが、

これからはもう少し、ロシアと中国を理解しようと思わされた。




ロシアのラブロフ外相は、こう言っています。


「シリア反体制派に対する安保理の要求が少なく、

シリア国内での対話が促進されるべきだ」




戦後、国際秩序を創り上げてきた国連の安全保障理事会は

「機能不完全を露呈」しています。

「分裂状態」であることが明らかになりました。



新しい秩序がついに生まれようとしています。





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