2012年2月6日

福島第一原発 2号機原子炉で高温続く  ホントに冷温停止?再臨界は大丈夫?





2号機原子炉 高温の状態続く

東京電力福島第一原子力発電所の2号機の原子炉で、温度計の1つが上昇傾向を続けていて、東京電力は原子炉への注水を増やしていますが、6日朝も73度余りを記録し、温度は高い状態が続いています。 福島第一原発の2号機では、原子炉の底にある温度計の1つが、先月27日には45度前後を示していたのが、その後、徐々に温度が上がって、5日午後4時には71.7度となり、およそ10日で25度以上も上昇しました。 このため東京電力は、6日午前1時半ごろに、原子炉への注水量を1時間当たり1トン増やして、10.6トンとする対策を取りましたが、6日午前7時で73.3度を記録し、温度は高い状態が続いています。 東京電力によりますと、原子炉の底にあるほかの2つの温度計は44度程度を示しているため、配管の工事に伴って原子炉に入れる水の流れが変わり、溶け落ちた燃料の一部を十分に冷やせなくなった可能性が高いと説明しています。 福島第一原発では、去年12月、政府と東京電力が1号機から3号機の原子炉で100度以下に下がったとして、「冷温停止状態」を宣言していますが、原子炉の状態は依然、詳しく把握できない状況が続いています。 東京電力は「冷温停止状態を受けて定められた新たな規定では、原子炉の温度を80度以下に抑えるよう求められているが、今の状態は、原子炉全体としてはまだ冷やせている段階で、『冷温停止状態』を維持していると考えている」と話しています。

(NHK 2月6日 12時18分)



福島原発:2号機圧力容器下部温度が上昇  「冷温停止」は安全です





福島第一原発の2号機の原子炉の温度が上昇しています。

原因は先月26日に行った配管の取り換え工事。(の可能性が高いとされている)

その際、原子炉への注水に使う配管にある二つの注水経路のうち、

炉心スプレイ系と呼ぶ経路からの注水をいったん止めました。

今月1日の工事完了から温度が上昇し始めたと言います。


東電は3日、給水系と呼ばれる経路の注水量を増やして

温度上昇に対処してきましたが抑えられず、

6日午前1時半ごろに、原子炉への注水量を1時間当たり1トン増やして、

10.6トンとする対策を取りました。







福島第一原発は、現在冷温停止状態とされています。

報道では、原子炉の3つの温度計のうち、一つしか上昇していないので

冷温停止状態は当分安全とされています。

しかし、新たな保安規定では、

①原子炉の温度が80度を超える

1日の給水総量1立米を超える上昇率となる

以上の二つの要件のうちどちらかを満たすと、運転上の制限と判断します。


温度が上昇し、24時間以内に②の要件を満たす可能性は残されており

いまだ予断を許さない状況です。



また、再臨界の可能性については、

6月に記録した最も高い上昇率を考慮して、

1時間に3.6度の上昇か、1日に14度の上昇が見られた場合、

①温度

②モニタリングポストの値

③格納容器のガスの抽出の値

など、設備運営計画で定められている他のパラメーターの状態を見て、

再臨界の可能性があるかどうかを判断するとのことです。



福島第一原発2号機は、昨年11月に、

原子力安全・保安院が局所的な臨界の可能性はもちろんある、と会見し、

ホウ酸水を注入し、核分裂反応を抑えた経緯があります。







福島第一原子力発電所 2号機 温度に関するパラメータ(代表点)



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