2012年2月16日

維新版船中八策 新しい国の形は神の国の破壊から?!





橋下市長に翻弄されっぱなし…河村市長らを批判

大阪市の橋下徹市長が減税批判に続き、今度は「何をしたいのかはっきりしない。考え直した方がいい」と、中京都構想に苦言を呈した。

大村、河村両氏が矢継ぎ早に踏み絵を迫られた形だが、民主党県連の黒川節男幹事長は「中京都構想は、昨年2月の選挙で橋下市長と連携するために持ち出したもので、そもそも構想自体に中身があったかどうか疑問。そこを橋下市長に見透かされ、表面だけ取り繕っている」とバッサリ。自民党県連の幹部も「橋下市長に翻弄されっぱなし。今後の連携ありきでこの地域の将来像を議論するなら本末転倒だ」と批判している。

(2012年2月16日08時10分 読売新聞)






大阪市の橋下市長が愛知県の大村知事を一喝したそうです。

「(大村知事は)何をしたいのかわからない」


では、橋下市長は何をしたいのでしょうか。

彼には目的とビジョンが明確に見えている、

少なくとも(上のエピソードからわかるように)そう自負しています。




憲法9条…「慎重にしたい」 「船中八策」説明 (MSN産経ニュース)

大阪都市構想を掲げた維新の会のマニフェスト
(※クリックで中身を読めます)






橋下市長が掲げる目標は、「大阪都構想」が第一です。

すべては、その為の手段として語られています。

昨年の市長選直後から一貫して、「大阪都実現がゴール」であり、

国政進出は、他党から「都構想への協力が得られなければ」と説明してきました。



だからこの場合、(河村氏の「中京都構想」を何がしたいかわからないと言ったこと)

維新の会の「大阪都構想」と比べて、あまりに熱意がない、手段を重視している

と怒っているのだろう、それも当然だろうと思います。



では、大阪都実現さえ叶えば、橋下市長は国政には進出しないのでしょうか。

「船中八策」の骨子を見てみましたが、どうも解せない。

意外と本気のようです。目的のための手段を有利に導くための材料としては

大掛かりになりすぎました。



大阪維新の会は、次期衆院選で200議席の確保をめざし、300人規模の候補者擁立に向けて準備を進める方針を固めた。大阪都構想の実現に必要な法改正が国会で成立しない場合に備えるもので、3月に立ち上げる「維新政治塾」などで候補者の養成を急ぐ。
維新の会、200議席確保へ準備 次期衆院選 (朝日新聞



ここでも、維新の会のお題目はやはり「大阪都構想」です。

あくまでも目的はそちらです。

が、維新政治塾は3326人の塾生を集めました。

この勢いでは、200人の議席確保というのも、まんざら冗談では・・ 

いえ、「目的のための手段」では済まされませんね?



これは橋下市長や維新の会の意に反して、化学反応を起こしたものか、

それとも確信犯だろうか、と私は考えていました。

自民党もダメ、民主党もダメ、私たちの生活は苦しくなり、

国は国富を失い落ちぶれる一方です。

政治不信から、苦しみから、救世主を焦がれて、つい安易に飛びついてしまった?

橋下市長も思わずびっくり?

と言いたいところですが、やはり彼は確信犯ですよね。でなければ、

「維新の会」の「船中八策」などという明治維新の立役者、坂本龍馬を思わせる

「衆議院選の公約」を出すはずがありません。



地域の政治団体が国政に乗り出して国を変えようとすることを否定はしない。しかし、大阪都の実現を目標としていた維新の会が、国政での大量議席獲得にかじを切った理由が十分説明されたとはいいがたい。
朝日新聞・社説




ニュースの映像で、首相公選制について聞かれて、

橋下市長がこう答えていたのを目にしました。

「今でしょう。今やらなかったらいつやるの?」


タイミングとか、流れ(勢い)というのを重視する人なんだなぁ、

としみじみ感じました。

大阪市都構想から国盗りに転じた理由も、だから恐らく、

「今でしょう」と斬り込んだ。


そう言うことだと思います。


しかし、個人的には、大阪の再生が実現できるかどうかの手腕を見て、

それから、信頼に値するかどうかを見定めようと思っていた。

橋下氏のスピード感は好きですが、船中八策を見てもわかる通り、

その思想は危うさと紙一重です。

なし崩しに、国政を任せるわけにはいきません。


船中八策で私が一番懸念しているのは、彼が天皇制を廃止しようとしていることです。

初めは、首相公選制って? あまりにも天皇が形骸化して来ているものだから、

つい政策を考える時、考慮することを忘れてしまったのかと思いました。

が、参議院の廃止もセットと聞いて、おや?と思った。確信犯かな、と。

もしかしたら、天皇を国家元首に正式にしてしまおう、と言う話なのかもしれません。

しかし、わからない。

どうもそうは読めません。


合理的で有能なあまりに、この国が言向けられて成り立ったという

天皇と私たちの歴史を忘れ、

まるでファンタジーだとでも思ってしまったのかもしれません。

律令制度の歴史を叩き壊したいだけだとしても、

私にはあまりにも唯物主義的な国家観のようにように映ります。

そこが少し恐ろしい。



TPPについての記述で、産経さんがこう書いています。


環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉には参加するとし、「経済マーケットについては、基本的に国境を意識しないのが基本方針。その上で、国のアイデンティティーはしっかり意識する」と語る。


国のアイデンティティーを意識する、と明言してますね。

どう意識するのか、もう少し掘り下げて聞きたかったですが。


もしも聞いたとしても、彼の揺るぎなきビジョンからくる「この国アイデンティティー」は、

私の胸には何一つ届かなかったかもしれません。








☆橋下市長に期待を込めてお願い☆

平成の坂本龍馬かもしれない、と期待しているんですが。

もう少し、どうにかならないでしょうか。あまり合理的になりすぎないよう、

側近の方、注意してあげて欲しいです。まじで。

あと、「古事記」とか、「神話」をちゃんと読むように。

ユングが言うところの、普遍的(集合的)無意識ですよ、あれは。

それ抜きで、日本を語れないです。

日本を宜しくお願いします。






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