2012年2月23日

秋入学の波紋?!雑草のように強く、力を付けて、生き延びよう!






一橋大、秋入学独自案を検討…授業開始を移行

東京大から秋入学移行の協議会に参加を呼び掛けられている一橋大は22日、入学・卒業時期を現行通り春のままとしながら、学部の授業開始時期を秋に移す独自の移行案を検討していることを明らかにした。
一橋大の移行案では、入学式は4月に行い、7月までの3か月間を「導入学期」として、短期の海外留学のほか、語学や理系科目などの基礎教育を行う。夏休み明けの9月から正規の学部教育を始め、12月までを秋学期、1~6月を春学期とする。4年生の授業は12月までに終え、最後の翌年3月までを「修了学期」として卒業論文を執筆する期間にするという。
東大の学内懇談会が1月に発表した移行案では、秋入学までの半年間を「入学予定者」の自主的な活動に任せる方針であるのに対し、一橋大案は、学生の身分を保証し、教育内容に大学側が責任を持つ違いがある。

(2012年2月22日19時39分 読売新聞)





一橋大学が「秋入学」についての独自案を検討しているそうです。



一橋大学 
『我が国で最も伝統のある社会科学の総合大学として、常に学界をリードしてきたという長い歴史と実績、並びにこの伝統を受け継ぎ、人文科学を含む広い分野で、新しい問題領域の開拓と解明を推進する豊富な教授陣に恵まれている』~特色より抜粋~





ここ数日のマスメディアの記事、コラムでは、秋入学についての賛否両論が溢れています。

私の住む神奈川でも、横浜国大、横浜市大、神大、関東学院が、

秋入学の検討を始めました。(読売


「導入ありきではないが、国立大は社会の関心、

要請に応えなくてはいけないので検討する」 (横浜国大)

「大手の大学が検討するのであれば従わざるを得ない」(関東学院)

と言った調子です。


あまり乗り気ではないけれど、東大からの要請では仕方がない、

というふう聞こえますね?

確かに日本一の東大が国際標準の秋入学に決めたと言うなら、

右へ倣え、で仕方がないでしょうか。

しかも、この秋入学は東大の要請だけではなく、

産業界も熱望しています。連日ラブコールが続いているのです。



東京大学の学内検討会が学部入学を秋に全面移行すべきだとの中間報告をまとめたことについて、国際競争にさらされている産業界は「グローバルな感覚を持つ学生を求める企業ニーズに応えるもの」(新日本製鉄〈5401〉幹部)と一様に歓迎する。(1/19時事通信社

日本貿易会の槍田松瑩(うつだ・しょうえい)会長(三井物産会長)は15日の記者会見で、東京大などが検討している秋入学について「産業界として実現に向け最大限の努力をすべきだ」と述べた。(2/15毎日

経団連は16日、秋入学の米国の大学などに留学した学生らを対象とした就職説明会を8月に開催する方針を明らかにした。海外の大学の日程に合わせた採用活動を会員企業に促すことで優秀な人材を見いだすと同時に、国内の大学で本格的な“秋入学時代”を迎えたときに備える狙いもある。(2/17産経

経済同友会は23日、新卒採用問題に関する提言を発表した。東京大学などが進める「秋入学」への移行を支援するため、企業側は現在の春の新卒一括採用にこだわらずに採用の多様化を進めるべきだと提言。将来は「通年採用」への移行を目指すよう求めた。 (2/23日経




学生にとっての秋入学のデメリット「就職活動に影響する」「半年の空白期間」は、

どうやら難なくクリアできそうです。

さらに、一橋大学のように、入学と卒業の時期を春にしてくれて、

授業開始時期だけを秋にしてくれたら、「就職活動」「半年の空白期間」

に加えて「高校卒業後の半年の空白期間」についても選択の幅が広がりますし、

国際化にも適っている。

春から始まる季節の流れを尊ぶ、独自の日本文化にも適います。

何より学生としての身分を保証してくれ、大学側が責任を持ってくれると言うのは、

学生にとって心強い話ですね。




(学生たちにとっての)「ライバルはどこにいる?」


さて、ところで。

この言葉は何でしょう。秋入学と時を同じくして語られました。

2月7日の、慶應義塾大学シンポジウムでの野田首相の言葉です。

23日付の「首相官邸・総理の語録」にも記載されています。

これから就職難の時代で、学生たちのライバルとなるのは、日本の学生ではない、

世界の学生だ、と時の総理が語っている重要な発言です。




なんといってもこれから皆さんの関心があるのは、就職でしょう。ここにいらっしゃる皆さんのライバルは、慶應大学の仲間がライバルではありません。ライバルはどこにいるか。ニューヨークにもいる、北京にもいる、ソウルにもいる、デリーにもいる、サンパウロにもいる。グローバルな世界の中で本当に活躍できる人材を作っていく、そういうものにも力を尽くしていかなければならない状況です。2/23官邸かわら版・総理の語録より)




一見、あなたたちには世界で活躍することができる、

と前向きな発言をしているようですが、忘れてはならないのは、

このシンポジウムの議題は、「社会保障と税の一体改革について」です。

社会保障を健全化するためにも、若者たちは就職浪人なんてしていられません。

直ぐに就職して、経済を支えなければいけない。

高齢者の年金をたくさん支払わなければいけません。

その年金制度が揺らいでいるという話の中で、ライバルが日本人ではない、

と時の総理が言う。

ということは、社会保障を支える担い手に対しても

同じことが言えるのではないでしょうか。


この国を築き上げた貢献者を支える者たちは、特に日本人の若者でなくてもいいのです。


これは重大な発言だと私は思っています。



もう国は国民を特別扱いしない、守りません、と言っているに等しい発言です。

TPPにせよ、国際化にせよ、国際的な変化に対応することはいいことかもしれません。

が、国の枠組みが失われようとしている今の流れには正直疑問を感じます。





こんな意見もあります。



東大の日本人学生の海外留学者は昨年5月現在、学部生が53人(全体の0.4%)、大学院生でも286人(同2.1%)にすぎず、毎年ほぼ横ばい傾向が続く。受け入れの方も既に秋入学を取り入れた大学院生こそ2690人(同18.6%)に上るが、学部生は276人(同1.9%)だけだ。
秋入学を導入すれば、すぐに留学生が増えるのだろうか。少なくとも、日本に来る外国人留学生の実態からすると、即効薬というわけでもなさそうだ。
独立行政法人「日本学生支援機構」によると、昨年5月1日現在の外国人留学生数は13万8075人で、うち実に93.5%の12万9163人をアジアが占めた。9月入学の中国が8万7533人(全体の63.4%)と最多だが、2位は3月入学の韓国が1万7640人(同12.8%)。これを見ても、受け入れ、送り出し、ともに春入学の回路も開いておいた方がよい。(毎日


また、文部科学省は、24年度予算(案)で大学の国際化推進事業の予算を

26億円計上しています。

※大学教育のグローバル化のための体制整備103億(対前年度増減+51億円)の内


平成22年6月18日閣議決定より続く「新成長戦略」での政策目標では、

23年予算に続いて342億円を計上。


「我が国から海外への日本人学生等の留学・
研修等の交流を30万人、質の高い外国人学生の受入れを30万人」


日本人学生の留学・研修等の交流が30万人が31億円。

対して質の高い外国人学生の受け入れが30万人が306億円。

どう考えても、日本人の学生のための政策はおまけという感じ、

あくまでも優秀な外国人受け入れと大学のアジア等世界展開が一番大切そうですね。





ライバルが世界から増えると言うのに、

日本の大学生には気の毒になるようなお話です。




が、日本産経新聞の読者アンケートによると秋入学賛成は8割だと言います。

特に20代の若い世代は上回っていると言う。

国際化に前向きな若者が多いと聞いて、安心したような、また疑問なような・・

(この統計あってます?)




これからライバルに揉まれ、国の協力は満足に得られず、大変だと思いますが、

東大の権威を凌駕した天野先生のように、実力を付けて、

雑草のように、強く、生き延びていただきたいと思います。






天皇陛下の執刀医は3年浪人の“雑草派”




最後に、世界で勝負する彼らのために、日本にまつわる豆知識※を。

日本人は海外の人に宗教について尋ねられると、

「無神論者」と答える方が多いそうです。

が、海外では西ヨーロッパでも、東ヨーロッパでも、アジアでも中近東でも、

無神論者は人間ではない、悪魔、いえ、非人間だと思われている。

(だから中国人は評判が悪いのです)

たとえ嘘だと思えても、「BUDDHIST」とか「仏教徒」とか答えることをお勧めします。



そしてそれはあながち嘘ではありません。

日本人は無意識の、深層意識の領域で、神を深く信じ、深く敬愛しています。

是非、誇りを持って、ライバルと対峙して頂きたいと思います。




高等教育局主要事項-平成24年度予算(案)-
天皇陛下の執刀医は雑草派?
※豆知識 世界の宗教と戦争講座より


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