2012年3月6日

今すぐ発想を転換せよ! 誰が日の丸半導体メーカーを殺したのか? エルピーダ破綻が暗示するこの国の未来






今後、わが国の製造業部門が進む道を考える意味でも、約20年前、世界市場を席巻していたわが国の半導体企業が、何故、ここまで追い込まれてしまったのかを検討しておく必要がある。誰が“日の丸半導体メーカー”を殺したのかを究明しなければならない。

誰が日の丸半導体を殺したのか。エルピーダ破綻が暗示した製造業全体に迫る危機 より




2月27日に会社更生法を申請し、破綻したエルピーダメモリ。

ダイアモンドオンラインの時事特集で、信州大学教授の真壁昭夫氏が破たんの原因と、

検証しています。


「誰が日の丸半導体を殺したのか?」

結論から言うと、答えはひとつではなく、複合的なものだとのこと。

ではそのふたつ以上の要因は何があったのかと言えば、

・日米半導体協議

・強力なライバル韓国勢の突き上げ

です。


1980年代半ば、日本の半導体メーカーは市場を独占していました。

NEC、東芝、日立、富士通、三菱電機が市場シェアの8割を握っていました。

そこへ対日貿易赤字に苦しんだ米国が協議を申し入れてきた。

いつものように「日本は不当に市場を独占している!」と言わんばかりに、

「貿易不均等を解消する」ことを強く要請したのです。






特に、当該分野の成長性を成長性を考慮した半導体に関する米国の要請は厳しかった。結果的に、わが国は日本製DRAMの価格監視や、国内での外国製半導体のシェア引き上げなどの措置を受け入れざるを得なかった。






協議の結果、どうなったかと言えば、

日本メーカーはロジック系半導体(軍事などと関連性の高いCPUなど)分野から

追い出された。米国がロジック系半導体の特許を確立し、

汎用性の高いメモリ系の半導体分野が残された。

そこに強力なライバル韓国勢が現れて・・・



と、まるで小説のような展開です。


あとは「円高」、「高額の法人税」、「電気不足」等、

お決まりの製造業「6重苦」が襲い掛かった。

エルピーダは日本企業の半導体製造部門を統合、吸収して作られた国策会社でした。

だから「日の丸半導体」エルピーダの敗北は、

日本(の製造業)が直面している問題の象徴でした。






その結果、わが国半導体メーカーは、上に行く=ロジック系半導体に進むことができない一方、下から=韓国企業の追い上げによって厳しい状況に追い込まれた。そして、今回、“日の丸半導体メーカー”であるエルピーダメモリは、ライバルである韓国企業に敗れたのである。

(わが国の製造業は、)まさに、ここ数年が生き残りの分岐点に差しかかっている。








日本はここ数年が生き残りの分岐点に差し掛かっています。


オールジャパンでも、国策でも負け続けています。


上から押さえつけられ進むことができない、下からは追い上げられ(追い抜かれて)いる、


いったいどうしたら生き残れるというのでしょうか。



意外なのは、日の丸半導体を殺した側もそう元気ではない、と言うことです。

エルピーダ株を破綻直前に大量に取得し、株価を不当に操作したと言われる

ゴールドマンサックスもそうです。

韓国のサムスン電子は、エルピーダの資産取得に関心がないと言います。

東芝や米マイクロン・テクノロジーと提携すれば、サムスンにとって

強力なライバルになると認識しながら、こう語っています。

「メモリーチップ市場は第2・四半期も厳しい状況が続き、下半期の回復も不透明だ」






生き残るためには、上に押さえつけられても耐えうる、

下から追い上げられても物ともしない、

独自の土俵を創造する必要があります。

そうすれば、激しい価格競争に巻き込まれ、破れさることもないと

記者は訴えています。




ならば、価格競争を回避することを考えなければならない。アフターサービスや、クオリティなどの非価格要素で勝負できる分野に特化することも、1つの選択肢になるはずだ。

重要なポイントは、責任のある人が発想を変える必要があることだ。




日本が生き残るためには、価格競争を回避することが不可欠だと言っているのです。

そう言うシステムを創り上げる発想が必要だと言っているのです。



これはいつの時代の話でしょうか。

そのシステムを創り上げてきたのが、戦後の日本ではなかったのか。


鎖国後の日本では、

独自の文化を築き上げて来た古来の日本の姿ではなかったのですか。



自由な経済圏を創り上げ、激化する価格競争の渦に飛び込もうしている日本は、

私の眼には自ら破滅を招いているようにしか映りません。

敵の空母に吸い寄せられて海に沈むと言う、

特攻隊にも劣る無駄死に見えますが、どうでしょうか。

発想の転換、必要ですよね?


もう一度引用します。





重要なポイントは、責任のある人が発想を変える必要があることだ。




この国の中枢の人たちに、伝えてあげたいと切実に思いました。





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