2012年11月17日

ついに衆院解散! 野田首相と安倍総裁の言い分をチェック!




 今日、16日、衆院が解散されました。
 そこで、野田首相の解散記者会見と、自民党安倍総裁の解散に対するコメント会見を見比べてみました。
 
 さて、気になる選挙の争点は?



首相は「前へ進めるのか、政権交代前の古い政治へ戻るか」を最大の争点にあげたうえで社会保障、経済政策の軸足、エネルギー、外交・安全保障、政治改革の5つの課題を列挙した。環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に関しては「国益を守る前提で自由貿易協定(FTA)などと同時に、経済連携を追求していきたい」と述べた。

日本経済新聞 2012/11/16 18:36)



野田内閣総理大臣記者会見-平成24年11月16日
クリックすると首相官邸のYouTube映像が見れます


 まずは野田首相の記者会見から。
 選挙の争点は「前へ進むか、後ろへ戻るか」。
 2013年以降の政治の舵取りをどの方向感で進めて行くのか、民主党の道半ばの政治をこれからも進めていくのか、それとも古い政治に戻るのか、その方向性を決める選挙だと訴えています。
 昨年11月の記者会見を彷彿とさせます。TPP交渉に参加するのではなく、TPP交渉の事前協議に参加する、と巧妙に言い回しを変えたあの日です。野田首相はどこまでもTPP参加に関しては、言葉を濁したいようです。

 野田首相のいう、次の政治の方向性を決めるためのポイントは5つです。
 まず社会保障。国民が安心できる持続可能なものを作ると。まず第一に国民へのアメの政策を挙げます。
 次に、経済。TPP「も」参加。国益に沿った経済提携を進めていきます。経済政策の軸足をどこに置くかが問われいるのだそうです。軸足はTPP参加の陣営です。慎重派の自民党との違いをアピールします。
 それからエネルギー政策。脱・原発。こちらも、当面原発を容認する自民党との違いをアピールします。新しいエネルギー政策が決まるまで、原発を使い続けるのか、決められない古い政治ではないか、と自民党をボロクソです。
 4番目は外交・安全保障。強いことを言うのは簡単です。大局観を持って冷静にいきましょう。健全なナショナリズムは必要ですが、極端の先には排外主義しかありません。と、こちらも自民党の外交・安全保障政策を、極右と切り捨て、ボロクソです。
 5番目は政治改革。定数削減はテレビ中継の党首討論で約束したのだからまさか破るはずはないだろう、と念を押します。また、あの党首討論で今まで定数削減を実行できなかったのはどの政党(のせい)なのか、国民にもよく理解できたはずだと、これまた自民党をボロクソです。

 おまけに、安倍総裁の個人攻撃です。自身の任期を振り返り、
 「(私は)ブレずに逃げずに、国難に当たってきた」と、逃げずに、を強調します。
 極めつけは、「世襲政治家が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)する古い政治に戻してはならない」

 ※ちなみに跋扈の類義語はこちらです。↓

 古跳梁跋扈 ・ 横行闊歩 ・ 勝手放題に ・ 野放図に ・ 肩で風を切って ・ 遠慮なく ・ わがもの顔に(振る舞う) ・ 百鬼夜行(の世の中) ・ 公費天国 ・ (まるで)無法地帯 跋扈する のさばる ・ のし歩く ・ まかり通る ・ はびこる ・ 暗躍する ・ 跳梁(ちょうりょう)する ・ 猖獗(しょうけつ)をきわめる ・ 暴れる ・ 荒らし回る ・ (~が)猛威を振るう ・ (~が)幅を利かせる ・ 肩で風を切る


 安倍ちゃん=首相を逃げて投げ出した古い世襲政治家

 だそうです。わかりやすいですね。
 ポイントの一つ目(社会保障)はアメ政策のアピールで、後は自民党との対比をひたすらアピールしています。その中で自民党を非難する時間が少しばかり長いのです。

 よく前向きな考え方をするときは主語を「私」にしろと言われます。「あなた」がどうした、ではなくて、「私」はこうする、と考えろと。ふとそんなことを思い出すほど、野田首相の主張は民主党の政策を訴えているものでありながら、自民党への恨みつらみと批判で満ちています。
 
 もう少し、自民党を意識しない言い方をできなかったものでしょうか。
 
 安倍ちゃん=首相を投げ出した古い世襲政治家=悪
 自民党・公明党=身を切れない決められない極右の古い政党=悪

 だから、私の方向性が正しいのです。こちらの軸足には、TPPも入っていますが、それも正しいのです。

 ということですね。

 

 さて、次に、自民党の安倍総裁です。
 こちらも映像がありますが、端折って言うと、

 「これは日本を取り戻すための戦いです」

 強い経済、外交の立て直し。まずはそこから始めましょう。
 自民党は3年間、政策を鍛え上げてきました。野田首相が「古い政治」と言っているのは古い派閥や人事の体質のことを言っているのでしょう。
 しかし、先の総裁選の決勝を戦った私と石破氏はどちらも出身派閥から全面的に応援されたというわけではありません。(派閥や長老に押されて候補は落ちたと言いたいのですね)その後も、派閥による人事は行わていません。



【衆院解散 総選挙へ】安倍晋三総裁メッセージ(2012.11.16)




 政策に関しても、以前の自民党では考えられなかった、大胆な金融緩和を行います。公共投資も、無駄使いは排しながら、地域の競争力を上げていきます、もしくは国民の命を守る、子供を守る、そういう観点のものに絞って行っていきます。新しいことに挑んでいくのが自民党です。集団的自衛権もそうです。今の憲法が出来て以来、なかなか挑むことができませんでしたが、この選挙を通じて更に訴えていきたいと思います。

 古い自民党どころか、戦後の体制を打ち破る、新しい自民党に変わったのだろうと思っています。


 むしろ、時計の針を戻すのだとおっしゃっています。
 

 前に進むのか、後ろへ戻るのか。

 野田首相は「後ろに戻る」の後ろを、ネガティブなイメージとして国民に訴えたかったのでしょうが、むしろ、過去に遡って、そこから、今まで成し遂げられなかった新しい国の姿を一から作り上げていく、そう安倍総裁にやり返された。一本取られた格好です。

 前に進むのが、TPPを始めとする日本のアメリカ化を推進する構造改革路線です。これ以上、経済が疲弊して、国の文化が廃れることのないように、健全なナショナリズムを持つ大局観を持つ私としては、野田首相のように正しい観点から一言。
 後ろを見るのもたまにはいいものでしょう。
 過去を反省して、新しい一歩を踏み出していきましょう。
 と言いたいところではあります。









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