2012年11月5日

日本の沖縄を誰が奪う?






米紙社説「地位協定の改定必要」

沖縄タイムズ 2012年11月4日 09時49分)

平安名純代・米国特約記者】米紙ニューヨーク・タイムズは3日付で「沖縄の怒り」と題する社説を掲載した。相次ぐ米兵による事件で「沖縄県民は怒りを表現する形容詞が不足する状況に達している」などと緊張の高まりを指摘した上で、沖縄の懸念に迅速に対応するには、日米地位協定の改定と在沖米軍の県外移設が不可欠とし、沖縄の異議を真剣に受け止めない米政府の対応に警鐘を鳴らしている。

 同紙は、相次ぐ米兵らの事件で、米軍普天間飛行場への海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備ですでに炎症を起こしていた島の緊張がさらに悪化したと指摘。一方で、在沖米軍の地理的優位性を説く日米両政府に対し、県民の見解は無関係だと受け止めているといった温度差なども説明した。

 また、2米兵暴行事件では、米当局が謝罪や夜間外出禁止を発令したものの、仲井真弘多知事は日本の司法制度下での裁判を可能にする日米地位協定の改定を求めていると指摘。こうした要請に対し「米国防総省は抵抗するだろう」との同紙の見解を示した上で、地域の安定に在日米軍の継続的駐留の重要性を主張する米政府は「沖縄の正当な懸念に迅速に対処する必要がある」とした。

 米軍をより厳しい監督下に置くだけでなく、在沖米軍を日本本土やハワイ、グアムなど県外へ移動させる必要があるとの主張を展開し、日米両政府は、沖縄が唱えている異議を真剣に受け止める必要性があると説いた。

 社説は、9月に掲載された「沖縄のオスプレイ」を執筆したアンドリュー・ローゼンタル論説委員が執筆した。






 ニューヨーク・タイムズが沖縄の怒りを全米に拡散して、沖縄タイムズがそれを沖縄に拡散しています。

 これはおかしな動きですね。

 一見、オスプレイ配備と米兵女性暴行事件で高まった沖縄県民の反米感情が原因していると訴えているようですが、「地位協定」を米国と結んだのは日本政府です。

 日米両政府は、沖縄が唱えている異議を真剣に受け止める必要性があると説いた。

 ニューヨーク・タイムズが米政府にこんな提言をするでしょうか。これは日本叩きです。

 「沖縄の怒り」の矛先が日本政府に向かうのは否めません。



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 一方、日本政府は、11月1日、日米合同の離島防衛訓練の中止を要請し、決定しました。

 外務省は、高度な政治的判断と理由を述べ、(沖縄県民と)中国に配慮したことを示唆したといいます。

 キャンベル国務次官補は、「中国を牽制するためのものなのに、(中国に配慮するとは)理解できない」と不快感を示したとあります。
 この意見については、本当は外圧(アメリカの要請)であり、キャンベルが芝居をしている、という意見もあるので、どこまで本気にしていいかはわかりません。

 それにしても、問題は日本政府です。

 一見、沖縄県民の感情に沿い、中国との悪化した関係を改善しようと試みようとしているようです。しかし、キャンベル氏が嘆くように、まるで逆効果ではないでしょうか。
 中国はますます図に乗って、以前より強気に、尖閣諸島と沖縄を奪いに来ることでしょう。
 また、沖縄に対しても、(尖閣諸島と)沖縄を日本政府は守る気がない、と宣言したようなものです。

 沖縄県民の怒りがそれで収まるとは思えません。
 ますます高まり、情けない日本政府に対しての失望感(絶望感)が広がっていくように思います。

 アメリカからの外圧であれ、そもそも米兵の婦女暴行事件からニューヨーク・タイムズの社説までが中国側から仕組まれたものであれ、どうして跳ね返す力がないのでしょう。跳ね返すことが難しいなら、受け流すことはできないのでしょうか。

 沖縄には確かに「地位協定」という大きな問題があります。
 けれど、その問題がたとえ解決できなくても、沖縄は今までずっと日本とともにあり続けました。沖縄返還のために、たくさんの政治家と官僚が尽力をしました。アメリカから外圧を受け、北方領土の返還を諦めることになっても、日本は沖縄だけは取り戻しました。いまさら、沖縄が日本でなくなることなど想像ができません。
 

 アメリカ軍はオスプレイの配備を沖縄だけではなく、日本各地で開始することを決めました。「沖縄県民の怒り」に配慮して、野田総理大臣は2日、開かれた全国知事会議で、「全国で負担を分かち合うことが必要だ」と述べ、今月中に、沖縄県以外の国内各地で飛行訓練が始まることに理解を求めました。

 沖縄県民の怒りを高めることは、アメリカにとっても、中国にとっても、とても都合のいい話です。

 そんな思惑にまんまと乗せられて、日本と沖縄の大切な歴史にこれ以上の亀裂が入ることがないように。
 「沖縄の怒り」を、妙なかたちで配慮するのではなくて、本気で受け止めて、そして同じ未来を見据えて、ともに今、流されずに踏みとどまる勇気を持ちたいと思います。







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