2012年12月10日

衆院選を2倍楽しくする政見放送との付き合い方





  公示日翌日の12月4日から9日までに、全国の自治体に設けられた期日前投票所で投票をした人は254万9,501人で、前回2009年の衆議院選挙での同じ時期に比べ、50万人余り、率にして16%余り少ない数字となっている。

FNNニュース 12月10日




 衆院選が近づいています。
 今回の衆院選は11もの政党が乱立し、どの党のどの候補者を選んだらいいかわからないという意見を耳にします。
 前回の衆院選挙に比べて、期日前投票も16%減っていますね。皆さん、投票しづらいのでしょうか。

 そういう時は、選挙の基本に立ち返ればいい、という、ごもっともな考えを教わりました。
 第一に、なぜ選挙になったのか考える。
 第二に、自分の暮らしが楽になったか、苦しくなったかを選挙の判断基準にする。
 つまり、今の生活に満足しているならば、民・自・公の消費増税で手を組む3党+補完勢力である維新の会を。今の生活に不満ならば、それ以外を。

 争点隠しの「目くらまし」が行われているので、選挙後の政権の枠組みと消費増税という核心部分が見えなくならないように気をつけましょうというお話。

 

 ・田中良紹 の「国会探検」


 
 確かに目くらましのおかげで、政策を聞いていも、判断基準に迷いが生じます。
 そこで、私なりの自分の肌に合う政党の選び方をご紹介させていただきます。

 選挙の基本に立ち戻ったら、まず、政見放送(小選挙区)を漠然とで良いので眺めてみてください。

 この、退屈だと思い込んでいた政見放送、なかなか侮れないのです。
 ちなみに政見放送とは、各党のプロモーションビデオのようなもので、各党の各議員がイチオシの政策を訴えるというものです。
 公職選挙法に基づいて、政令で定めるところにより、選挙運動の期間中にNHKおよび、民放のラジオ・テレビで放送されています。NHKおよび一般放送事業者は、各党が作ったプロモーションビデオに一切手を加えず、そのまま、放送しなければいけません。

 プロモーションビデオを見ると、不思議なことに、各党が私たち国民をどう捉えているかが、よくわかります。

 ここで、ポイントは政策を聞かないことです。もちろんそれも重要ですが、それよりも、まずチェックしていただきたいは、各党のプロモーションビデオの作り方です。

 私たちに(政策を)どう訴えたいのか。どうやって納得させようとしているのか、その手法を見ていると、自分が常日頃大切な人々や世間に対して(自分の主張を)どう訴えているのか、どうやって納得させようとしているのか、そのやり方と重なります。

 
 政見放送を見る時間がない方のために、各党のつくり方をざっと紹介します。


 【自由民主党】

 一番一般的です。かつ、洗練されています。
 自分の主張を訴え、納得させることに一番資本をつぎ込むタイプです。

 また、わかりやすいです。候補者の顔と一緒に、各区の地図を表示するのも自民党さんだけです。
 
 内容としては、まず党の代表(安倍総裁)が語りかけます。が、その時間は短く、すぐにひとりひとりの候補者の自己紹介(※注)に変わります。
 ポイントはこの自己紹介が2順するところです。1順目は、キャッチコピーと自分の名前を完結に述べます。2順目は自分の名前のあとに政見の詳細を述べます。
 飽きさせません。素早く切り替わるので、自分の区の候補者が出てくるのを心待ちにしてしまいます。

 それともうひとつのポイントは、一番訴えたい「やっぱり自民党でしょう」を国民に言わせるところです。
 国民の街頭インタビューを候補者が素早く切り替わる合間合間に差し込んで、どれだけ自民党が期待されているのか、自民党がどういう具合にいいのかを「国民の声」という形で訴えます。

 自民党に共感するタイプの方は、私の職場にもいっぱいいます。自分の主張を貫きたい時は、根回しをして、他人から言わせます。資金をつぎ込んで、お洒落に、相手を飽きさせずに、楽しませくれながら、伝えます。
 私はこういう方に弱いです。つい、その方の主張に納得させられて、全面的に信用してしまいます。
 (※神奈川自民党のプロモーションビデオを参考にさせていただいています)


【日本共産党】

 対話型です。自民党のように、根回しをしたり、楽しませてくれたり、ということはありませんが、地味なりに、とことんこちらが納得するまで話し合ってくれます。
 問題点をわかりやすく伝えることも上手です。提起しずらい事柄も、臆せず、穏やかに議題にします。

 共産党のビデオは、国民と志位委員長が椅子に座って会話をしているものです。志位委員長を囲むように私たちの代表者が集い、語りかけます。志位委員長はその問に優しく答えます。決して笑顔を崩さず、真摯に対話を続けます。
 私は思わず菩薩を連想してしまいました。目線が一番国民に近いと思いました。
 

【みんなの党】

 劇場ヒーロー型です。悪役を作って、自分を持ち上げます。デフォルメ、アイコン化も得意です。

 しょっぱな、アメリカン・コミックを連想させる漫画(アニメーション)が流れます。代表の渡辺喜美氏がスケートボードに乗って猛スピードで滑走して行きます。
 渡辺氏の演説では、改革! の一点張りです。この方は、これだけ構造改革の歪みが生じている現代に至っても、小泉政権下のような改革とグローバル化を執拗に訴えらているのです。
 ちなみに、悪役は既得権益を得ている方々です。彼らと戦うヒーローがみんなの党というプロモーションです。漫画的で、しかも少し時代錯誤です。


【未来の党】

 嘉田代表の存在感が良いです。彼女の演説が続きます。ただものではないと思わせる、あの腹から発する低い声に聞き入ってしまいます。
 対話も根回しもありません。ただ心に訴えかけようと努めます。
 ただ、距離感はずいぶんと感じられます。相手は教師、または導くもので、こちらは従うもの、そこに納得できないと難しいかもしれません。

 
【日本維新の会】

 維新の会のプロモーションビデオは、まさしくプロモーションビデオでした。

 石原代表がまず、国民が求めているものを定義します。ふわっとした民意の私たちは、誰かにどうにかしてもらいたい、と切実に願っているそうです。政策でも、生活の安定をでもなく、リーダーをこそ、求めているそうです。
 次にリーダー登場です。純白の色を背景に、颯爽と、やや上を見つめた橋下代表代行が登場します。
 そのあと不思議なことに、代表は私たち国民を見つめてわずかに優しく語りかけたあと、(候補者の政見を挟んで)ど迫力の街頭演説を始めます。

 街頭演説での熱弁が、プロモーションビデオの主な時間を割いているのです。

 さすが新時代のリーダーだけあって、私たちとの距離感は、未来の党を遥かに凌駕しています。街頭演説と聴衆。訴えるのも、納得させるのも、恐らくそのスタイルが彼らの根幹なのです。維新の会の私達国民への考え方が、よくわかるのではないでしょうか。
 
 
 
【民主党】


 「目くらましといえば民主党」の、ステルス政党です。私の職場にもこんな人がいました。ノーマークのうちに、いつの間にか場の中心に躍り出て、とんでもなく大胆なことをやらかします。騙し討ちや抜けがけが得意なタイプです。

 というのも、実は民主党の政見放送をほとんど目にしないのですね。NHKと共謀しているのか、それともただの偶然なのかわかりませんが、あれだけの立候補者を擁立しているというのに、不思議なことにほとんど放送されません。
 今朝も、維新の会と共産党と未来の党は2回ずつ目にしましたが、民主党の政見放送は一度も目にしませんでした。
 それではプロモーションにならなくて困るところでしょう。しかし、それよりも、巧妙に私たちの目から逃れようとしているようです。派手なプロモーションをして、後になって公約と違うと指摘されるより、そのほうがいいのかもしれません。


 ざっと有名どころだけ書いてしまいました。
 自分と肌の合う政党は見つかりましたでしょうか。
 思いを伝えたい時に自分がどう行動するかを考えると、すぐに共感できる政党が見つかると思います。
 また、私の説明だけではわかりづらいでしょうから、ぜひ、政見放送を見てみると、意外な発見があって楽しいと思います。







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