2013年6月28日

MOX燃料搬入でプルサーマル推進を訴える、21世紀の精神異常者




 今夜は、こちらの音楽を。

 音楽に合わせて、MOX燃料搬入の「いかれた」ニュースを。







MOX搬入:高浜原発周辺で150人が抗議行動

毎日新聞 2013年06月27日

 高浜原発から約2キロ離れた対岸の岸壁では、約150人がプルサーマル発電に反対し、「MOX燃料を認めないぞ」とシュプレヒコールを上げた。

 午前6時半ごろ、輸送船が警備艇を伴い、海上に姿を現した。対岸に集まった人たちは「STOP MOX!」と書かれた横断幕などを掲げ、「船は直ちに帰れ」と約30分間、声を張り上げた。

 原発作業員の防護服姿で抗議した京都市のしんきゅう師、寺野哲也さん(41)は「プルサーマルという危険な発電を何としても止めないといけない。命に関わる問題だ」。滋賀県栗東市の主婦、高瀬應臣(まかみ)さん(68)は「MOX燃料は放射線量が高く危険。次の世代につけを残してはいけない」と訴えた。

 福井市の主婦、小野寺恭子さん(57)は「原発を無くしていこうとする流れに逆行している。微々たる力だが、抗議の態度は示したいと思った」と語った。抗議集会も開かれ、原子力資料情報室(東京都)の西尾漠共同代表が「プルサーマル発電で原発はより一層、危険になる」と訴えた。その後、参加者は高浜原発のゲート前に移動し、関電の担当者に抗議文を手渡した。

 福井県の桜本宏・安全環境部長は「今回の輸送は日本とフランスの外交上の問題であり、関西電力と(燃料を製造した)アレバ社の契約上の問題。それぞれの立場で責任を持って判断している。実際の発電とは別の話だ」と語った。今後の対応については「関電から何も聞いていない。改めてプルサーマル発電の意義や安全性を厳正に確認したいが、まずは国が明確なメッセージを示すことが大事だ」と話した。




 
 福井県の安全環境部の桜本部長は、関西電力から何も聞いていない、と言っています。

 燃料と輸送は、「完全に別の話である」と訴えています。


 ところが、どうやら関西電力にとっては、燃料と輸送は、「別の話ではない」ようです。

 NHKニュースによると、関西電力は、今年の4月にMOX燃料を積んだ輸送船を

 フランスから日本に向けて出港させました。

 輸送船が27日午前7時過ぎに高浜原発の岩壁に到着すると、

 船内の放射能漏れを測定したあと、MOX燃料20体を入れた輸送容器3基を

 原発に運び込みました。

 関西電力は、高浜原発の3号機でMOX燃料を使う考えで、フランスから輸送させたのです。

 来月、原発の新たな規制基準が施行されるのに合わせて、

 運転再開に向けた原子力規制委員会への申請を行うことにしています。


 ところで、MOX燃料というのは、ウランとプルトニウムを混ぜ合わせて作った燃料です。

 もともと国は、高速増殖炉(もんじゅ)を実用化し、限りあるウランを永遠に使用する

 核燃料サイクルを実現することを目指してきました。

 ところがもんじゅはトラブル続き、冷却に使われるナトリウムが、配管から漏れ出したりで

 臨界を記録した1994年から現在までの18年間で、まともに発電できた期間は、
 
 わずかに4か月しかありません。また、1日の維持費も、1日5500万円もかかりました。
 
 高速増殖炉の開発は難航し、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ等、
 
 開発を勧めてきた世界の各国も、ついに高速増殖炉に見切りをつけました。


 そこで、プルサーマル計画が生まれたのです。

 プルサーマル計画は、高速増殖炉でしか使えないMOX燃料を

 無理やり通常の原子力発電所(軽水炉)で使うものです。

 これは、もともとウラン燃料を前提とした軽水炉で放射能の高いプルトニウムを使用するため、

 安全面で問題があります。重大事故の際も危険です。MOX燃料を使用すると、

 日本の公衆に対するリスクが大幅に増大することも示されています。

 (急性死やがん死が高まります。詳細ははこちらを※プルサーマルの危険性を警告する




総務省統計局 人口推計 平成25年5月報 よりhttp://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201305.pdf

3.11以降、激減している日本の総人口より)

 
 また、総務省のデータ(上の図)によると、3.11以降、急激に死者が増えています。


 安全性に問題のあるプルサーマルと、死亡率右肩下がりの総務省のデータを踏まえたうえで、

 高浜原発へのMOX燃料の搬入作業を終えた関西電力原子力事業本部の

 水田仁副事業本部長の言葉を聞いてみましょう。

 氏は、MOX燃料搬入にあたって、こう述べました。
 

 「東日本大震災の影響で国の核燃料サイクルが不透明な状況が続き、
 
 原子力を取り巻く環境に非常に大きな変化がでたなか、

 地元をはじめとする関係者の理解が得られ、輸送が実現できたということに

 改めて感謝したい」


 「資源の少ない日本にとってプルサーマルの重要性は高まっており、

 安全を最優先に今後もプルサーマルを進めていきたい」
 

 King Crimson の 21st Century Schizoid Man を捧げたいと思います。

 (名曲なので捧げるのはもったいないですが・・)