2013年7月30日

ケネディ家の呪いと民主主義の死に場所と




「民主主義はイギリスでは死んだ。アメリカにはまだあるかもしれない。」

                         ジョセフ・パトリック・“ジョー”・ケネディ






駐日大使指名のケネディ娘 安倍政権に厄介な存在になるか

 7月21日の参議院選挙で大勝し、満面の笑みを浮かべた安倍晋三首相だが、唯一といってもいい苛立ちを示したのが、テレビ東京の選挙特番で池上彰氏が発したこの問いかけだった。

 「オバマ大統領に嫌われているみたいですね?」

 池上氏がそう問うと、安倍氏は憮然とした表情で、「それはずいぶん心配性というか、コンプレックスがあるようなお話だと思いますが、そんなことは全くありません」との見解を示し、「日米同盟の信頼関係は揺るがない」と付け加えた。

 それを証明してみせるかのように、25日からの東南アジア訪問では、シンガポールで米国のバイデン副大統領との会談をセットし、日米関係の良好さをアピールした。だが、そうした安倍首相の米国重視姿勢とは裏腹に、オバマの「安倍嫌い」はさらにエスカレートしているとの指摘もある。

 在米ジャーナリストで、パシフィック・リサーチ・インスティテュート所長の高濱賛氏が語る。

 「今回の安倍-バイデン会談は、米国では無関心でした。バイデンのアジア訪問は、“息抜き外交”で、出発前に行なわれた米メディア向けのブリーフィングでも“安倍との会談”は話題にも出ませんでした。米国はこの会談を儀礼的なものとしか見ていない」

 また、参院選中盤の12日に、オバマ氏が新しい駐日大使にキャロライン・ケネディ(ケネディ大統領の娘)を指名したことが明らかになった。元駐レバノン大使の天木直人氏が指摘する。

 「キャロライン氏はオバマ大統領以上のリベラル派。外交官としての対話ができたシーファー、ルースら前任者と違い、保守色を鮮明にしつつある安倍政権にとって厄介な存在になる可能性が高い」

 安倍首相が日米の緊密さをアピールすればするほど、ねじれ具合が露わになるのは皮肉というほかない。

 ※週刊ポスト2013年8月9日号




 故ジョン.F.ケネディ大統領(JFK)の長女で、

 最後の生き残り、いや、ケネディ家の最後の直系家族であるキャロライン.ケネディが

 駐日大使になった。


 
 ケネディ家というと、「ケネディ家の呪い」とさえ言われている、数々の暗殺と不審死。

 

 ケネディ家の最初の悲劇は、ジョセフ・ケネディ・シニア(ジョンの父)が、

 長女のローズマリー・ケネディにロボトミー手術を受けさせたことに始まった。

 次男、ジョン・ケネディ(JFK)第35代米国大統領は、1963年に暗殺。

 3男のロバート・フランシス・ケネディ元司法長官は、1968年に暗殺。

 次女のキャスリーンは航空機事故に遭い死去。

 (9人兄弟のうち、4人が悲劇の死を遂げている)

 次世代では、1984年にロバート・ケネディ3男のデヴィット・アンソニー・ケネディが

 麻薬中毒で死亡。

 4男のマイケルがスキー事故により死亡。

 JFKの長男、ジョンは1999年、小型飛行機の事故により死亡。

 新しいところでは、2012年、ロバート・ケネディJr.(JFKの甥)の妻で建築デザイナーの

 マリー・リチャードソン・ケネディが首をつって自殺。話題になった。


 






 もしかしたら、呪われたケネディ家の末裔は、

 死に場所を選ばれて、ここにやって来るのかもしれない。

 民主主義、もしくは自由や平和、

 ケネディ家の血とともに失われてきた社会正義を象徴する存在として。


 少なくとも、相手はそれぐらいの皮肉を以て、彼女を遣わしたような気がしてならない。

 キャロラインと、日本の国こそがその埋葬場所であるという・・


 本来ならば、キャロライン氏と日本は、手を取り合うべき相手なのだろうが、

 (駐在大使とその国という意味ではなくて、同じ黒幕に虐げられた可能性を持つという・・)

 が、ケネディ家の死の匂いを知り尽くしたキャロライン氏は

 保身(というよりは護身?)のため、大使としての成果を上げることを

 余儀なくされるかもしれない。

 TPPが迫っている今、米国の利益を最大限に引き出すために、

 日本に辛く当たるかもしれない。

 
 それで、お互い刺し違えて、共倒れしてくれれば思うツボ、といった具合に。

 ならないといいなぁ、などと、ケネディ家の血に期待をかける私である・・ 

 
 いやいや、キャロラインこそがこの国の救世主だ、という意見もあるようなので、

 興味のある方は関連記事もぜひご参照ください。



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