2014年2月12日

私たちが向かう未来



 ジャーナリストで8bit Newsを主催している堀潤さんがこんな記事を書いていた。







 元原発作業員林哲也さんが告発する、インタビュー記事。
 これを見て、少なからず、衝撃を受けた。
 福島の現状に対してではなく、「変わらない私たち」に対してである。
 
 元原発作業員の林さんがこう言うのである。彼は殆ど泣いているような笑顔で、心の底から不思議そうに。




ここにあるものは全てごみだと思うんです。今のところ。原子炉建屋もごみだし、核燃料だってごみだし、これらのがれきもごみだし、タイベックなどもこれからごみになっていく。それをこれから何十年かかるのか、何万年かかるのかわからないですけど負担させなくてはいけない。それが確定しているというのは、先人が残すものとしては最低のごみだなという感じですかね。だから。それでもゴミを作り続けるのでしょうか、この国は。

変化を感じないんですよね。例えば東京都か街中とか電車に乗って移動していて、自分には光景として何も3年前とは変わっていないんですよね。
何も変わっていないし、何か変わったのかなという疑問。逆にここに来ると、ゴミの山を出し続けているし、周辺の村も言っては悪いけれど行く道中30分くらいかけて廃墟のような街を通って現場にいくじゃないですか。家とか建物とか住まなくては傷んでいくし、汚染もされているし、申し訳ないけれどあれが使えなくなってごみになってしまう。無人の街と変わらない東京のギャップみたいな。皆の中の意識がどれくらい変わっているのか逆に知りたいですよね。知りたい。




 
 胸が痛くなった。この方と同じように、私も知りたい。訊いてみたい。だが、その答えはもう出ているのではないか。この国のエネルギー政策に都知事選における方向性を見れば。もしくは、その結果を見れば。聞かずもがな、わかるというものである。

 変わらない人は、変わらないのだ。






 それでも変わろうとする人もいる。林さんの告発記事は、2/12現在5866のいいねが寄せられているのである。

 「原発の問題はまだ終わっていない、だからイデオロギーの対立を超えて現実の課題を乗り越えるための叡智を結集させましょう」と堀さんは言う。
 たとえ何度ダメだと思っても、いつか叡智を結集させる対象が「全員」になって、私たちが同じ未来に進んでいけたら、最高である。




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