2015年1月19日

自分の子供を福島に行かせるべきか? 福島への修学旅行をめぐって炎上したツイッターと私の意見。



 福島県への小学生の修学旅行が増加しているそうだ。


県内公立小、福島への修学旅行が増 1校から10校へ
(埼玉新聞2015年1月15日)


 東京電力福島第1原発事故後、激減していた県内公立小学校(さいたま市除く)の福島県への修学旅行が増えてきたことが14日、県教育長の定例会見で明らかになった。

 原発事故後の2011年度、同県で修学旅行を実施したのは1校しかなかったが、本年度は10校に増えた。関根郁夫県教育長は「今後もいろんな機会を通じて福島県で修学旅行を実施するよう働き掛けていく」と話した。



 これに対して、なぜ修学旅行を増やすのだ、子供たちが安全とは断言できない、とした一連のツイートが、ツイッター上で猛反発を受けた。

 発端のツイートは削除されたようだが、修学旅行を反対する「残念な連中」たちは、福島の放射線量を心配して、子供たちを福島に行かせるべきではない、という意見だったらしい。


福島への修学旅行増加が気に入らない残念な連中とそれに反論する皆さんの様子。



 福島は安全とは断言できない、そうだが、

 私自身の体験も踏まえて言えば、一部の地域を除いて、福島県の放射線量は他の県と変わらず、安全であり、修学旅行中の数日の滞在では全く問題がないと断言できると思う。

 だが、



 それでも私は「残念な連中」の一人である。


 なぜならば、


 福島原発事故後の奇形動植物(β)【閲覧注意】




 子供には選択の余地がないからだ。



 私が一番気に入らないのはそこである。


 自己責任で行う大人はいい。いくら福島に旅行しようと、美味しい桃を食べようと。(私も死ぬほど食べている) 

 しかし、大人の都合に付き合わされる子供には、選択の余地がなく、それは余りにも不公平であるように思われるからだ。

 ここでもいろいろなツッコミがあるだろうが、そうだなぁ。福島に住んでいる子供たちはどうなの? とか。

 うん、福島の子供たちは、(こちらも大人の事情があって可哀想だという意見もあるだろうが)彼らは、福島の地を受け継ぐという使命を背負って生まれてきているので、選択の余地がない、とは言い切れないかなぁ。

 でも他県の子供たちはそうではない。彼らには別の使命がある。

 ここで、同じ日本でしょう! 同じ地球人でしょう! と言う突っ込みもありそう。

 難しい。でも、やっぱり福島には自己責任で旅行へ行くべきだ、というのが私の主張だ。

 みんなが行くから、という楽しい修学旅行の思い出と引き換えに選ばせるのは余りにも忍びない。

 
 なぜ、大人は、福島への修学旅行を増やそうとしているのか。そこに原発利権や政治(復興庁等・・)からの圧力は本当になかったのか。

 その「背景」が安全だと断言できないならば、貴方の子供を福島に行かせるべきではないと思う。