2013年9月16日

オスプレイも日本列島上陸か。台風18号の日に読む社説。



 台風18号がすごいことになってますが、皆様無事にお過ごしでしょうか。

 今日取り上げるのはニュースではなく、東京新聞の昨日の社説です。

 忙しい方は赤字だけ読んでください。



【社説】

週のはじめに考える 自衛隊にオスプレイ不要

(東京新聞 2013年9月15日)

 米国の垂直離着陸輸送機オスプレイを陸上自衛隊に導入する計画が進んでいます安全性を強調するのが狙いとみられ、本末転倒というほかありません
 オスプレイは沖縄県宜野湾市の米海兵隊普天間飛行場に二十三機が置かれました。沖縄がこぞって配備反対を表明しているだけでなく、訓練ルートを抱える本土からも反対の声が上がっています。
 本土初の訓練は三月、愛媛県で始まり、地元に日程やルートが伝えられましたが、二回目以降の説明はなし。来月には滋賀県と高知県で自衛隊との共同訓練が予定され、各地を飛び回るようになっています。

◆政治主導の導入計画
 いずれも米海兵隊の機体ですが、防衛省は二〇一四年度予算の概算要求にオスプレイを陸上自衛隊に配備するための調査費一億円を計上し、導入目標を一五年度と公表しました。
 注目されるのは、自衛隊が求めたのではなく、政治が自衛隊に使うよう求めていることです。自衛隊の装備品は統合幕僚監部がつくる二十年先の安全保障環境を見通した「統合長期防衛戦略」をたたき台に、陸海空の各幕僚監部が武力攻撃事態を想定して導入を要求し、予算化されます。
 オスプレイは一二年、米軍が沖縄に配備する際、当時の玄葉光一郎外相が「安全性を訴えるため自衛隊も保有すべきだ」と提案、当時の森本敏防衛相が同調して一三年度防衛費に調査費八百万円を計上したのがきっかけでした。安倍政権も引き継ぐとみられ、「政治主導による装備品導入」が実現する見通しです。
 自衛隊はなぜ導入を求めなかったのでしょうか。オスプレイは輸送機です。陸上自衛隊はオスプレイの二倍以上の人員や物資を空輸できるCH47大型ヘリコプターを五十五機も保有しています。

◆優先される米国の意向
 何より、国民の反発を受けることを考えると必要不可欠とはならなかったのです。
 導入を決めた場合、どこに配備するのでしょうか。島しょ防衛を担う西方普通科連隊が長崎県佐世保市にあるので、九州が有力候補。佐世保に近い海上自衛隊大村基地に隣接する竹松駐屯地、熊本空港に併設された高遊原(たかゆうばる)分屯地などが検討対象となりそうです。
 オスプレイが嫌われる理由は、はっきりしています。事故に巻き込まれる不安があるからです。開発段階で四機が墜落して三十人が死亡、〇五年の量産開始後もモロッコや米国で墜落しています。今年八月には米ネバダ州で着陸に失敗し、機体は大破しました。
 米海兵隊はオスプレイの事故率は他の機種より低いと説明し、日本の防衛省も追認しています。しかし、米海兵隊は〇九年、損害百万ドル(一億円)以上としていたAクラスの重大事故を二百万ドル(二億円)以上に引き上げました。これにより、事故率は下がりましたが、〇九年以降、損害百万ドル以上でAクラスに分類されなかった事故を含めて再計算すると、オスプレイの事故率は海兵隊平均を上回ります。
 これは偶然ではないようです。米国防総省でオスプレイの首席分析官だったレックス・リボロ氏は〇九年、米議会の公聴会で「通常のヘリコプターと比べ、制御不能に陥りやすい」と構造上の欠点を指摘しています
 小野寺五典防衛相は「離島の急患輸送や災害でも大変な役割を果たす」と太鼓判を押していますが、大丈夫でしょうか。海上自衛隊は一九九〇年代、海上救難機として導入を検討しましたが、下に吹きつける気流がすさまじく、救援を待つ人が窒息してしまうと分かり、早々に断念しました。
 ハワイでは下降気流が地面を削り、自然環境に影響があるとの理由から、また米ニューメキシコ州では住民が安全性に不安を示したことから訓練を中止しています。米国で留意されることがなぜ、日本では無視されるのか。日本政府は国民の安全より米国の意向を優先させていると考えるほかありません

◆期待できない透明性
 過去の不祥事から避けてはならない装備品導入の透明性、公平性は期待すべくもありません。垂直離着陸輸送機は、オスプレイしかないのです。競合機種がない以上、価格は米国の言いなりになりかねません
 防衛族議員と後に汚職で有罪判決を受けることになる防衛官僚の二人三脚に導かれ、初期配備だけでも一兆円を米国や防衛産業に支払ったミサイル防衛システムを思い起こさせます
 東日本大震災で国民からの信頼を高めた自衛隊を利用してオスプレイへの反発を弱める、そんな考えは明らかに筋違いです




 新聞の社説というのは、アメリカ様のご意向を伝えているものだと想定して、いつも読んでいるのですが、東京新聞は違うのですね。

 (アメリカ様寄りの日本政府をかなり強い口調で非難しています)

 やるなぁ、東京新聞、という感想と、何やってんだろうなぁ、日本政府、という感想が同時に(入り混じって)訪れた記事でした。

 政治主導、という言葉が、官僚=悪に対して、一時、正義のようにもてはやされましたが、政治主導でこんなことやってるのかー

 これで、もしオスプレイが、制御不能により事故を起こして、巻き込まれた人が亡くなったら、オスプレイに対する怒りの矛先は、ちょっと複雑になってきます。
 制御不能の事故を起こすのは自衛隊かもしれませんしね。


 あと、個人的には、「オスプレイを嫌う理由」は、「事故に巻き込まれる」という安全性うんぬんよりも、はっきりしていて、気持ちが悪いからです。

 オスプレイには黒いうわさがいくつかあります。

 1985年の日航123便御巣鷹山墜落事件(日航ジャンボ機墜落事故)に絡んだものです。

 オスプレイという名称は、御巣鷹山から取られたのではないか、とも言われています。

 そういう不気味ないわく付きの輸送機を、 ーいや確かに見た目は少しかっこいいのですが、 政治主導という言葉と同じようにもてはやしている方々がいることが腑に落ちません。

 ましてや、高いいい値で買わされて、中国の脅威に備えるなんて、(しかもオスプレイで戦うわけではなくて、オスプレイで対中国の特別部隊を輸送するだけの話です)おかしいと思います。

 これも、日航機事故と同じように、何かしらの黒い背景があるのでしょうか。

 台風の直撃を受けた男性がインタビューを受けてこんなことを言っていました。
 
 「風の音がすごかった。飛行機が近くで飛んでいるみたいだった」
 
 爆撃機が飛んでいるだったか、飛行機が落ちてきた、だったか。言い回しは忘れましたが、ゴオオォという風の音がありえないくらいの迫力で迫ってきて、まるで自然のものとは思えなかった、という意味で答えていたと思います。

 せめて稲は収穫した後だったならいいのですが。

 今日の台風がことさら胸に重く圧し掛かってくるような記事でした。

 
 
 


☆関連記事☆

日航123便御巣鷹山墜落事件とオスプレイ(鷹)をつなぐ糸:1985年、濡れ衣を着たボーイングへのご褒美はおいしいオスプレイ開発受注(2兆円)だった?


 フクシマは核兵器製造工場?

 JAL123便日航機墜落事故の真相




2013年9月11日

日本のすべてにとって幸いな、おめでとう!「東京オリンピック」開催決定!




 日本、東京オリンピック決定、おめでとうございます!!!

 いや~ やっと日本も運が向いてきたなぁ。
 
 まさか生きているうちに、オリンピックを見れるとは思わなかったなぁ。

 などと喜んでいたら、お隣の韓国は結構大変な状況らしい。





2020年東京オリンピックを野次る韓国 しかし2018年冬季韓国オリンピックは開催も危うい状況

ガジェット通信 2013.09.10 19:30 記者 : ソル

9月8日に2020年オリンピックの開催地が東京に決定されたが、この開催地決定に対してお隣の韓国は「東京オリンピックをボイコットする」と騒ぎ立て、また他国に対してもボイコットを呼びかけている。それだけではなく「放射能の影響がある国での開催なんか考えられない」と言うネチズンの意見も多いようだ。形式的ではあるが韓国政府は東京オリンピック開催に祝電を送っているが、相変わらず世界中でのロビー活動は手を緩めていない。

そんな2020年の東京オリンピックに横槍を入れてくる韓国だが、その2年前に開催される冬季オリンピックの開催地が韓国の平昌(ピョンチャン)に決定している。しかしこの平昌オリンピックには様々な問題が予測されているのだ。

まず積雪問題であり、開催地の江原道平昌は韓国では最も雪の多い地域ではあるが、積雪は多い年で40cm、暖冬の場合は雪が一切積もらない可能性もある。その場合は人工雪で補わなくてはいけない。

問題はこれだけではない。スケートリンク、ボブスレー、スケルトンの施設などは選手が実際に試走するのである。しかし韓国のボブスレーやリュージュの選手は非常に少なくノウハウが全くない状態。そのためコース設計は日本が補うことになりそうだ。もちろんその資金は日本が立て替えなければいけない。立て替えると言っても返してくれるとは思えないが。過去2002年のワールドカップを強引に合同開催した韓国だが、スタジアム建設費の300億円をびた一文払っていない。

2020年の東京オリンピックに野次を入れる前に、自国での平昌オリンピックの代替地候補を模索した方がいいのではないだろうか。スキー文化もほとんどない国がなぜ冬季オリンピックに名乗り出たのだろうか。

F1ドライバーがいないのにF1サーキットを作り、F1韓国グランプリを開催した経緯に似ている気がするが……。

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました



 まさか合同開催のWCの費用も、平壌の冬季オリンピックの費用も

 日本持ち(予定)とは知らなかった。

 
 ロビー活動している場合なんだろうか。

 日本が倒れたら、共倒れではないか。


 まぁ、日本も人の心配してられない。韓国の言うとおりだ。

 五輪開催のその時までに、世界に対して恥ずかしくないように、

 解決しておかなければならないことが山積みである。

 これでお尻に火がついた。もうどうにかせずにいられなくなった。

 被災地と福島にとっても、五輪開催決定はより幸いなことだったのかもしれない。

 がんばれニッポン!

 (ついでに がんばれ韓国!)



☆↑ということを教えてくれた記事☆

小田嶋 隆:五輪招致反対派の落胆と祝福



☆今日のニュースを教えてくれたところ☆
2002WCの建設費300億円をびた一文払っていない韓国 冬季五輪も日本が費用立替建設




2013年9月5日

秘密保護法案がなぜ今、誰のために、必要なのかということ。







秘密保護法案 拭えぬ「知る権利」の侵害

西日本新聞 2013年09月05日(最終更新 2013年09月05日 10時34分)

 安倍晋三政権は、国の機密情報を漏らした国家公務員らへの罰則を強化する「特定秘密保護法案」を秋の臨時国会に提出する方針だ。  外交・安全保障政策の司令塔となる日本版「国家安全保障会議(NSC)」設置をにらみ、情報管理を強めて米国などとの情報共有を進める狙いがある。
 しかし、この法案が成立したら、国民の「知る権利」や「報道の自由」が侵害される危険性はないのか。私たちは、そのことを強く懸念せざるを得ない。
 法案では、「防衛」「外交」「安全脅威活動の防止」「テロ活動防止」の4分野のうち、所管する省庁の大臣など「行政機関の長」が秘匿の必要性があると判断したものを「特定秘密」に指定する。
 4分野について別表で基本的な項目を列記しているが、「安全保障に関する外国の政府または国際機関との交渉または協力の方針または内容」など、抽象的で分かりにくい表現が目立つ。
 特定秘密の範囲も曖昧だ。行政機関の長の判断で拡大解釈が起こり得る。指定の有効期間は5年とし、延長回数に制限はない。政府にとって都合が悪い情報を意図的に長期間にわたって秘匿することも可能になる。このままでは政府による「情報隠し」にも悪用されかねない。 
 政府は、拡大解釈によって国民の基本的人権を不当に侵害することを禁じる規定を法案に盛り込むという。しかし、指定内容や有効期間の妥当性を判断する仕組みが十分とは言い難く、その実効性には疑問符が付く。
 また、特定秘密を故意に漏らした公務員には最長10年の懲役を科すほか、秘密を知ろうとする人にも同様の罰則を設ける。これでは、報道機関が公務員に接触することを妨げかねず、国民に事実を伝える報道の役割が脅かされかねない。
  政府は「正当な取材活動」を罰則対象から外す方針を示しているものの、その定義は明確ではない。運用次第では報道の自由が制限されるのではないか。
 2年前に法制化を提言した有識者会議は「ひとたびその運用を誤れば、国民の重要な権利・利益を侵害するおそれがないとは言えない」と指摘している。人権侵害や報道規制を招きかねない危うさがあることを忘れてはならない。
 公務員が守秘義務を守らなかった場合、国家公務員法では懲役1年以下、自衛隊法では懲役5年以下の罰則規定がある。これまで重大な支障はなく、現行の法令でも十分対応できるのではないか。
 沖縄県・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の映像流出をきっかけに、当時の民主党政権で法制化が検討されたが、機密内容や処罰対象の範囲をめぐって与党内で意見が分かれ、法案提出を見送った経緯がある。
 安全保障の強化を大義名分として、これほど懸念材料が多い秘密保全の法制化がいま本当に必要なのか。大いに疑問である。安倍政権は再考すべきだ。

=2013/09/05付 西日本新聞朝刊=





 すごい時代になってきたなぁ、という感想。

 TPPの守秘義務なんかもこれでイチコロなんだろうなぁ。


 なんのコネもない庶民なんか、あっけなく捕まってしまいそうな予感すらするから

 怖いものだ。


 下の資料にも書いてあるが、今日本に必要なのは、

 もっと情報公開を進めることこそだと思う。


 西日本新聞、日本弁護士会連合会の主張に全面的に賛成である。






エッ!これもヒミツ?あれもヒミツ!あなたも「秘密保全法」にねらわれるQ&A(PDFファイル;3716KB)



TPPの守秘義務は「異常」







2013年9月4日

宮崎駿の零戦特攻的引退と「風立ちぬ」





 宮崎駿監督が引退を決めたと聞いて、体力気力云々が限界・・ とかいう理由よりも、

 並々ならぬ、氏の「風立ちぬ」という作品への思い入れを感じた。


 あの映画は反戦映画だった。

 反戦映画であると同時に、監督の最後の戦いの映画だった。

 なんだかなぁ、「平和」というのは、血みどろの戦いで手に入れるものか。

 もしくは「命の輝き」というものやらは。


 あれはその戦いの最後のカウンター、最後のメッセージ。


 結核に冒された私たちの世界に、監督流の「平和」という爆弾を落として、

 その爆発の威力を最大限にするために、「引退」という道を選んだ、という感じ。


 まぁ、後継者のことなんて、恐らくあまり考えてないと思う。

 俺の作品が後継者、くらいに思ってると思う。

 ビジネスよりも、思想。

 そっちがどう届くか、どう残るか、の方が監督にとっては大事なような気がするが。







宮崎駿監督引退で「ジブリ」どうなる? 後継者とやがて来る正念場

zakzak2013.09.03

  長編映画からの引退を発表した宮崎駿監督(72)。日本が誇る名クリエイターの引退は、世界でも珍しい長編アニメスタジオ「スタジオジブリ」の今後にも大きな影響を与える。

 「紅の豚」や「風立ちぬ」でも飛行機マニアぶりがうかがえる宮崎監督。スタジオジブリの名称もまた、飛行機と関わっている。

 1984年、「風の谷のナウシカ」がヒットした宮崎監督は、盟友・高畑勲監督(77)と2人で長編アニメ映画を製作する拠点作りにとりかかる。翌85年に設立されたのがスタジオジブリだった。同社の公式ホームページには名前の由来として、「ジブリ」はサハラ砂漠に吹く熱風と紹介されている。第2次大戦中に使われたイタリアの軍用偵察機の愛称でもあり、飛行機マニアの宮崎監督がスタジオ名にした。「日本のアニメーション界に旋風を巻き起こそう」という意図があったという。

 宮崎・高畑両巨匠と、ジブリの顔といわれ一時は社長も務めた鈴木敏夫プロデューサー(65)の“3人4脚”でジブリは巨大スタジオに成長。実際は「ギブリ」と発音する方が普通だが、「ジブリ」の方がしっくりくるほど世間に定着した。とりわけ、興行では宮崎監督作品が頼りで、そのハイレベルな作品を製作するために300人の社員を抱え、常に成功作を送り出さなければならない使命も背負うことになった。

 映画評論家の垣井道弘氏は「長編映画は長い年月と大人数が必要なプロジェクトでクリエイターには気力、体力が必要。立ちゆかなくなれば経営に影響するだけに、引退を決意したのだろう」とみる。高齢となり、長編製作中に病気など万が一の事態になれば経営の根幹を直撃する。若いクリエイターが先頭に立った方がよい、という判断だ。

 これまでもジブリは若手の才能を試してきた。宮崎監督の長男、吾朗氏(46)も監督として2作を送り出し、「借りぐらしのアリエッティ」ではジブリ所属の米林宏昌監督(40)を抜てきした。外部からも「猫の恩返し」で森田宏幸監督(49)を起用。すべての作品でヒットとなったが、宮崎作品に期待される「興収100億円超え」には至っていない。

 「ジブリの不運は、『耳をすませば』の近藤喜文氏が98年に急逝したこと。存命なら文句なしの宮崎監督の後継者だった。『ハウルの動く城』では細田守監督を起用したが途中降板。細田氏はこの挫折をバネに『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』で、ジブリではない日本のアニメ映画の旗手となった。ジブリに残っていれば…」(ベテラン映画評論家)

 だが、ジブリの正念場は先にある、という見方も。映画評論家の安保有希子氏は、「吾朗監督も米林監督も後継者としては経験が足りない。フリーの監督を迎えて映画を作っていくか、上記2人に経験を積ませるか。でも本当に大変なのは鈴木氏が引退する時。誰にジブリを任せるか。今、鈴木氏お気に入りのドワンゴ会長の川上量生(のぶお)氏が有力だ。鈴木氏も宮崎監督引退は想定内だろうし、後継者問題は心配していないと見受けられる」と話す。

 宮崎監督が自らを投影したという「風立ちぬ」の主人公、堀越二郎は、零戦や雷電、烈風といった名機を送り出した。だが戦後はこれも名機「YS-11」の設計に参加。生涯、航空機設計に携わった。長編は引退してもすぐれた短編や中編映画でジブリに新たなビジネスチャンスを切り開くか。




 


 私が風立ちぬを見て、一番共感した書評(というのかな?)は下記です。↓

 

 『風立ちぬ』を観た


 こちら↓は、風立ちぬの背景をうまく言い表しているのではないか、と思った記事です。


 『風立ちぬ』~アニメーションは美しくも呪われた夢~(後編)


 

 一言だけ言いたいとすれば、

 (良い飛行機を作ったじゃないか、と問われての返事で)

 「どうかな、(僕の作った飛行機に)乗った人は誰ひとり戻ってこなかったから・・」

 という台詞がラストシーンにあるんですが、あれはどうかと。


 血みどろの戦いが結局、何の意味をなさないものだとしても、

 それでもその中で、魂を昇華させて、

 より高い次元へ吸い込まれて消えていった方々は、確かにいるわけで。


 最後の夢(多分主人公の死後の世界)の中で、おそらくそこに行きつけなかった人間の

 哀しみというか、残酷さというか、皮肉を感じてしまったわけで。

 (彼らをそこに導く手段=零戦を作った当事者だというのに!)

 
 うまく言えないが、宮崎駿監督は、この作品で引退すべきではない、とだけは

 個人的に伝えたい思いがする。


 それとも、いや、これでいいのだろうか。きちんと、突き抜けたのだろうか。

 まるで神風特攻隊のような、幕引きではある。

 



2013年9月1日

われわれが何を知っているかが問題でしょ。 ~突っ込みどころ満載の米政権のシリア悪人説~





米政権、シリア政府の化学兵器使用の概略を提示―具体的証拠は示さず

(ウォールストリート・ジャーナル8月31日)

 【ワシントン】ケリー米国務長官は30日、21日起きたシリアでの化学兵器を使った攻撃をアサド政権が裏で主導していたとする「確度の高い情報」があると述べ、何らかの対処行動を取る必要性を説いた。

 ケリー長官はオバマ政権の主張を公式に説明しながら、米国の情報機関の収集した証拠は「圧倒的に明確」だと述べ、426人の子供を含む1429人の死者を出した住民への化学兵器攻撃の首謀者はシリア政府であるとする証拠を提示した。

 オバマ大統領は同日、シリアに対する軍事行動についてはまだ決断していないと述べる一方、ここ数日内に軍事攻撃も含む何らかの対抗策を取る選択を破棄する姿勢は全く見せなかった。大統領は、政権担当者はまだ対応策の「計画策定中」の段階で、国際社会が既に何らかの行動を取っていて欲しかったと述べた。

 オバマ大統領は「こうした攻撃は世界に対する挑戦だ」とし、女性や子供まで毒ガスにさらされるような世界を米国は受け入れられないと述べた。

 米政府がこの日提示した概略は、傍受や衛星、人的スパイ活動で得た情報を詳細に分析した結果だ。

 その分析結果書は「われわれは21日にダマスカス郊外で起きた攻撃は反政府勢力に対しシリア政府が化学兵器を使って行ったものと強い確信を持って分析している」としたものの、その分析の基となった、具体的な証拠自体は提示されなかった。

 しかし、ケリー国務長官は化学兵器を搭載したロケット弾がアサド政権の支配地域から発射されていることを米政府は確認しており、さらに実際に攻撃が起こる直前にアサド政権が化学兵器を用意していた情報もある上、政権高官の1人が政府側が化学兵器を使ったことを確認した証拠も持っている、と語った。

 「もうこの段階になると、われわれが何を知っているのかは問題ではなく、本当の問いはわれわれが世界で一緒になって、(化学兵器使用に)どう対処すべきかだ」とケリー長官は述べた。

 さらに長官は、アサド政権が一線を越えて国際社会の規範破りを行い、それは「人道上の犯罪」を犯したことになると指摘。そしてシリア問題にどう対処するかは米国が依然世界で普遍的な価値を守り、米国への信頼が維持されるかどうかの試練となっている、と述べた。

 ケリー長官はさらに、ここ数日内に軍事行動の可能性があることに触れ、米政府は同盟国や米議会とこの問題で協議を続けていくが、最終的な決断は政府側の時間軸の中で自ら行うと強調した。ただ、軍事行動は限定的なもので、米兵がシリア国内で戦闘行動をするようなことを考えていないとした。さらに行動は期限を区切ったもので、イラクやアフガニスタンとの戦争の様にはならないと述べた。

 ケリー長官のこの発言に先立ち、英国政府は英下院の決議を受け、今回の軍事行動に不参加を突然表明した。また、一部の米議員は米政府にどう対応するのか情報をもっと出すよう要求していた。





 なんですかね。

 ケリー長官は、イラク戦争のようにはならない、と言ってますが、

 具体的な証拠のない「兵器」(を保持しているとか、使用しているとか・・)

 が、「何らかの対処行動」の行動基準となると、やっぱりイラク戦争を思い出さずに

 いられません。

 あの時も、「大量破壊兵器を保有している」と因縁をつけて、侵攻して、

 戦争が終わってみたら、そんなものはまったく出てこなかった、とか。



 続報によると、下記の報告書が「確度の高い情報」のようなんですが、

  シりア政府の化学兵器使用に関する米評価報告書(要旨)


 よく読むと、やっぱり具体的な証拠の提示とは程遠いようです。

 (衛生情報が提示されないようなので)

 逆に、映像を公開しまくっているのがアサド政権側。下記サイトでは、

 反政府軍こそが化学兵器を使用しているという証拠映像が出回っています。

http://www.islamidavet.com/2013/08/23/dosya-suriyedeki-kimyasal-silah-kullanimi-ile-ilgili-tum-bilgi-belge-ve-gercekler/ (2013.09.01)




↓下の映像は化学兵器を使用する反政府軍。何度か使用していた痕跡あり。



※真実を探すブログ
 http://saigaijyouhou.com/blog-entry-775.html (2013.09.01)




 分析根拠の証拠を隠して、「アサド政権=悪」という結論だけを公表するアメリカ(国連)側。

 ネタだか真実だかよくわからない証拠映像を公開しまくるシリア(イスラム)側。


 まぁ、なんだかなぁ、どっちもどっちだなぁ、と思ってしまう私ですが、

 しかし、さすがにオバマ大統領のこの発言とWSJの記者のセリフは・・  ↓ ↓

 「こうした攻撃は世界に対する挑戦だ」とし、女性や子供まで毒ガスにさらされるような世界を米国は受け入れられない


 (いや、アメリカは女子供しかいない日本に焼夷弾だの原爆だの落としてなかった?)

 (いや、米国はそもそもそういう国だから!)



 大げさだなぁ、と思わずにいられません。

 










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私はTPPに反対しています。