2014年12月30日

「クレムリン・メソッド」 ~見られることばかりで、見ることを忘れてしまった私たちへ、「支配者と同じ目を持て」!~



 国際関係アナリストの北野幸伯(よしのり)さんの新刊が出たので読んでみた。




 北野幸伯さんは、ロシア経済ジャーナルという人気のメルマガを発行している方。

 私この方の文章が大好きで、殆どの著作を拝読している。

 でもなんというかな、北野さん流に言えば、

 「作家にもライフサイクルがある」。この作家さんも「成熟期」を終えて、

 すでに、「衰退期」に入ってしまった、という感が否めない。

 本のタイトルが変わっただけで、内容がほとんど同じなんだなぁ。

 


現在の危機は、ドルを国際通貨とする時代の終焉を意味する。



 経済危機は私たちの生活を直撃する。貴方と家族(もしくは企業)が

 それを乗り越えるためには、世界の「大局を知らなければならない」。

 「物事の本質を見られるようにならなければならない」。
 
 「世の中の事象は、支配者の戦略により仕組まれている」。

 だから、「そのことを賢く見抜けるようにならなければならない」。


 でなければ、あなたは生き残れない。


 北野さんは何度も繰り返して、このことを訴えている。

 うん、実は、正直読み飽きたんだな。


 だが、唯一違うこととして、意外に感じたのは、今回の作品で、

 (北野本を読んで、「世界の支配者と同じ目で」、世界を正しく見られるようになることの)

 必要性をこう説明していることだ。



太陽は東から昇るとか、客観的な現実は別として、主観的な「現実」は、自分の「心のなか」で起こったことが「実体化」されて生まれるものです。

 しかし、実をいうと、普通の人の「心」は、「支配者」によって密かに、思い通りにコントロールされている。

 そのために、自分でも知らないうちにあなたの心は操られ、次にあなたのなかでそれがさも「当然の事実」のように「実体化」され、「しかたのないこと」「受け入れざるをえない事実」と感じるようになる。

 だからたとえば生活がじわりじわりと苦しくなっていくことも我慢せざるをえなくなる。




 意外だ。こんなスピリチュアルな言い方をする人だとは思わなかった。

 北野さんを一言で紹介しようとするならば、

 「陰謀説」を理論的に証明した人。

 であって、「陰謀説」は「トンデモ」でもなんでもなくて、国と国の間で、

 この私達が生きる世界の中で、

 当たり前に繰り広げられる戦略の一つであるということを、

 言葉で実証してくれた人だ。北野さんは必ず、事実と証拠に基づいて、

 世界情勢の意味を説明してくれていた、はず。

 (それとも、「現実」は、自分の「心のなか」で起こったことが「実体化」されて生まれる

 というのは、スピリチュアルでもなんでもなくて事実だったかしら??)


 北野さんが今まで著書の中で私たちに教えてくれた衝撃的な世界の実態は、

 この世界でよしとされている「こうあるべきスマートな私たち」の思考とは

 まるで違うものだった。

 他人からどう見られるかばかりを気にして、私たちはあるべき姿以外の疑問は持たなくなり、

 あるべき姿以外の思想は考えなくなり、

 この世界で本当に起こっていることがまるで見えなくなってしまった。

 


 だから、北野さんの本当の貢献は、

 私たちの言葉を取り戻してくれたことなんだな。

 「こうあるべき」スマートなステレオタイプをぶっ壊して、

 私たちの本当の思考を、私たちが自分で考えるすべを、奪還してくれたこと。



 
 うん、そんな北野さんが、スピリチュアル、いや、ちょっといつもと違う、

 宇宙的なことを言っているような気がしたものだから驚いた。


 私たちの考えていることが実体化されて世界ができる。

 しかし、考えていることはコントロールされている。

 だから、正しく思考するようになれば、実体化された世界がガラリと変わる。




しかし、この話は、みなさん自身が「自分」という船の舵をとる「船長」になり、同乗している家族や仲間とともに安全な旅、つまり、人生をつづけていくために絶対必要な知識なのです。







 読了後、思ったのは、もしも私が正しく物事を見られる目を持っていたとして、

 支配者と同じ目で物事を見られるとして、

 そのことを誰かに教えようとするだろうか、ということだ。

 (波風立てたくないから、もしくは自分一人が得をしたいから)

 自分一人で知っていて、誰にも話さないかも知れない。

 少なくとも、教えてあげる義務はない。

 みんな知らなくて馬鹿ね・・ くらいのことは心のなか、で、思ってしまいそうである。

 
 だが、こうやって、寝ないで書いて、本にして、

 懸命に世に知らしめようとする作家というのは、

 やはりすごいものだなぁ。

 すべては、私たちへの愛から来ているんだろう。

 愛だよ、愛。(古いけど・・・)


 今夜は北野氏の愛にすがって、いい気持ちで眠るとしよう。

 面白かったので、もしも 生き残りたい方がいたら、オススメだ!

 



大阪市が管制貧困ビジネスに着手?! 大企業に国民の金を命を売る男。



 これは酷い。こんなバカな話があるものか。

 政治家なんてこんなもんだ的な諦めは身に付けていた筈だが、

 それにしても、久しぶりにそれを上回る鬼畜ぶりの政治家を目の当たりにした。


 大阪市の橋下徹市長である。


 なんと生活保護を受けざるを得ない貧困者の金を、

 大企業に進呈しようするものである。



 大阪市の「プリペイドカードによる生活保護費支給」は官製貧困ビジネス
 ハーバー・ビジネス・オンライン12月16日

各地で「生活保護費を一旦全額預かり受給者には申請があるときだけ手渡す」「宿泊施設を提供する見返りに行政からの生活保護費を横取りする」という貧困ビジネスが問題となっている。

 「生活保護受給者は支出を管理できないので、代わりに支出を管理してあげる」「適切な金銭感覚を身につけてもらうため支出を管理する」等々を大義名分に、生活保護費を横取りし受給者の手元には結局一銭も残らない仕組みだ。

 この典型的な「貧困ビジネス」のビジネスモデルとまったく同じようなことをしようとする自治体と企業が現れた。

 それはなんと、大阪市と三井住友カード株式会社だ。




 大阪市は全国一生活保護利用者が多い。

 市民の18人に1人が生活保護を受け、2014年に計上された

 生活保護費は2916億円にも及ぶ。

 その2916億円を有効活用できないかと思案したのか、

 それとも貧困者に配分するのが惜しくなったのか(※)、

 (大義名分以外の理由をぜひ聞いてみたいものだが)

 利用者に現金を渡さずに、VISAプリペイドカードによる生活保護費支給を

 モデル事業として開始することを、橋下市長が、26日に、発表したのである。


 (※)大阪市は独自の生活保護行政(ほぼ嫌がらせ)により被保護者数が減少している。参考記事↓
なぜ“全国一受給者の多い街”で被保護世帯が減少?生活保護行政をめぐる大阪市の「暴走」



 元記事はこう続く。プリペイドカードによる生活保護費支給の問題点だ。



 今回のモデル事業は三井住友カードが発行する「VISAプリペイドカード」を利用する。プリペイドカードといえども、クレジットカード決済基盤が利用される。そのため利用場所は、クレジットカードが使える場所に限られる。つまり現状でクレジットカード決済を導入していない、地域の小さな商店などでは利用できない可能性が高い。




 といことになると、大企業の傘下の店以外は

 大阪市民の18人に1人が、買い物をしなくなるということだ。

 


 厚生労働省の「福祉行政報告例の概況」によると、生活保護受給者の44.2%は高齢者世帯であり、36.7%が障碍者世帯とのことだ。つまりこの「プリペイドカードによる支給」施策は、受給者の8割を占める高齢者と障碍者に「自分の足でカードの使える店まで行け。もしくは、ネットショッピングで買い物をしろ。」というものであって、「自立支援」である以前に、受給者の実態からかけ離れた利用方法を押し付けるものと言わざるを得ない。




 生活保護の被保護者は高齢者と障碍者が8割を占めるという。

 その彼らに現金の代わりにわけのわからないプリペイドカードを支給して、

 使える店を探してウロウロさせるという鬼畜ぶりも酷いが、

 高齢者と直結している地元の商店を切り捨てるという残虐さも、

 このモデル事業は内包しているのだ。

 大阪市の地元商店でもそのプリペイドカードが使えると言うならば

 話はわかる。クレジットカードと同じように簡単に使えるのか。

 いや、それにも(導入する商店側に)お金がかかるのかもしれない。
 
 想像ばかりではなく確かめようと、大阪市役所に電話をかけたら、
 
 年末年始のため、5日まで業務を行っていないそうだ。

 録音の音声が流れてきた。


 あらら・・・ そういえば年末ではないか。国民にとって都合の悪いことは、

 大抵、年末年始のドサクサに紛れて発表するのが

 この国の伝統的な習わしである。

 大阪市も倣ったということは、プリペイドカードの便利さ、及び実態は、

 やはり元記事通りということだろう。



 老人と障碍者と地元の個人商店のカネと命運は、大企業に譲り渡された。

 大阪市長の橋下徹が売り渡したのである。


 恐ろしい話だ。

 こんな男の都構想なんて、実現しないことを願う。

 また、TPPしかり、国という価値観よりも大企業という括りの価値観が一般的となりつつある現代、

 全国で、生活保護に限らず年金までもがプリペイドカードになる日は

 近いかも知れない。

 





2014年12月28日

世代交代の女子フィギュア、上位3人が10代の女子中高生。若い力で世界選手権へ。



 女子フィギュアスケートの日本選手権最終日で、16歳の宮原知子(大阪・関大高)が初優勝した。
 




 宮原はSP1位の本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)を抜いての逆転優勝。同時に、来年3月に中国・上海で行われる世界選手権の代表に決定した。

 日本選手権の1位から3位までの上位入賞が、16歳、18歳、13歳と、全員が中高校生という若い世代の新しい顔ぶれとなった。


 休業中の浅田選手に、引退した鈴木選手、女子フィギュアは(男子もだが・・)世代交代の時期を向かえている。それにしても愕然とする。若い選手の台頭は嬉しいが、村上佳菜子選手さえ上位にいない(※)のか。

 (※)入賞はしなかったが、村上は世界選手権への出場が決定している。

 ずっと選手たちを見守り、応援をしていたので、一抹の寂しさを感じてしまう。まるで見知らぬ競技のようだ。日本選手権を見逃したことが悔やまれる。世界選手権はぜひ、若い選手の美しい演技をじっくり見てやろうと思っている。

 個人的には、この若い世代を揺るがす存在として、浅田選手が復帰。彼女らを打ち破り、平昌オリンピック(ピョンチャンオリンピック)に出場&金メダル。

 ・・などという、スペシャルなドラマを見てみたいが、どうだろう。

 あっさりと、中高生トリオに負けてしまうのか。(それとも浅田選手の復帰はなしか)先が楽しみだ。


 なお、男子は、羽生結弦(ANA)、小塚崇彦(トヨタ自動車)、無良崇人(HIROTA)が世界選手権代表に選ばれた。また、ソチオリンピック代表の町田樹選手が、今日、引退を表明した。
 



 ・フィギュア世界選手権代表に羽生、小塚、宮原ら






2014年12月26日

今年も紅白の時間がやって来る。



 紅白出場歌手が発表されました。


クリックで紅白の公式サイトへ



 今年は初出場の日本エレキテル連合、ふなっしーが注目されているらしい、

 って歌手じゃないですよね・・


 オオトリは松田聖子さん。彼女が、今年の総まとめの顔です。

 
 アナと雪の女王関係の企画物は盛り上がりそうですが。

 それにしてもサザンはやっぱりでないのか。残念です。


 今更紅白と言われてもなぁ、と毎年思いつつ、

 なんだかんだで見てしまいます。

 年の瀬だな、と実感できるので。

 
 出場歌手と曲順は以下。

 良い年末にしましょうね!




第65回NHK紅白歌合戦 出場歌手・曲順
(カッコ内は出場回数)

●前半
1.HKT48(初)「メロンジュース」
2.Sexy Zone(2)「紅白にHITOMEBORE」
3.E-girls(2)「Highschool●love」(●はハートマーク)
4.AAA(5)「さよならの前に」

【企画コーナー】
嵐meets妖怪ウォッチ1「ようかい体操第一」(Dream5 紅白出場歌手)

5.miwa(2)「Faith」
6.福田こうへい(2)「東京五輪音頭」
7.SKE48(3)・NMB48(2)「不器用太陽」「イビサガール」
8.郷ひろみ(27)「99は終わらない」
9.藤あや子(20)「あや子のお国自慢だよ~がんばろな東北!!~」
10.ポルノグラフィティ(13)「アポロ」
11.T.M.Revolution(5)水樹奈々(6)「紅白2014 スペシャルコラボレーション」
12.クリス・ハート(2)「糸」
13.伍代夏子(21)「ひとり酒」
14.三代目 J Soul Brothers(3)「R.Y.
U.S.E.I.」
15.西野カナ(5)「Darling」
16.香西かおり(18)「酒のやど」
17.細川たかし(38)「応援歌、いきます」
18.徳永英明(9)「花は咲く」
19.天童よしみ(19)「やっぱ好きやねん」

【企画コーナー】
嵐meets妖怪ウォッチ2「A・RA・SHI」~「ゲラゲラポーのうた」 (キング・クリームソーダ 紅白出場歌手)

20.坂本冬美(26)「男の火祭り」
21.森進一(47)「年上の女」
22.和田アキ子(38)「古い日記~2014紅白スペシャル~」
23.V6(初)「WAになっておどろう」

●後半
【企画コーナー】「花子とアン」特別編

24.絢香(7)「にじいろ」
25.May J.(初)「Let It Go~ありのままで~」
26.SEKAI NO OWARI(初)「Dragon Night」
27.Perfume(7)「Cling Cling」
28.ゴールデンボンバー(3)「女々しくて」 29.ももいろクローバーZ(3)「My Dear Fellow with Mononofu JAPAN」
30.関ジャニ∞(3)「オモイダマ」
31.氷川きよし(15)「ちょいときまぐれ渡り鳥」
32.水森かおり(12)「島根恋旅」
33.五木ひろし(44)「よこはま・たそがれ」
34.いきものがかり(7)「GOLDEN GIRL」
35.きゃりーぱみゅぱみゅ(3)「きらきらキラー」
36.TOKIO(21)「LOVE YOU ONLY」

【企画コーナー】
「みんなで歌おう!アナと雪の女王」

37.神田沙也加(2)「生まれてはじめて」&イディナ・メンゼル「Let It Go」&紅白出場歌手
38.SMAP(22)「みんなで歌おう!SMAPメドレー」
39.椎名林檎(2)「NIPPON -紅白ボーダレス篇-」
40.EXILE(10)「NEW HORIZON」
41.薬師丸ひろ子(初)「Woman"Wの悲劇"より」
42.石川さゆり(37)「天城越え」
43.長渕剛(4)「明日へ続く道」
44.AKB48(7)「心のプラカード」
45.福山雅治(7)「2014スペシャルメドレー」
46.中島みゆき(2)「麦の唄」
47.美輪明宏(3)「愛の讃歌」
48.嵐(6)「2014 Thanks Medley」
49.松田聖子(18)「あなたに逢いたくて~Missing You~」



2014年12月25日

作品で平和に貢献? 韓国人もうならせる東野圭吾の献身




 ミステリー作家の東野圭吾さんが韓国の「今年の作家」に選ばれた。

 大手インターネット書店、インターパークが選んだもので、

 販売部数と読者投票から決められたそうだ。



 今年の作家に東野圭吾さん 韓国ネット書店が選出




 今年の作家は国内外の作家が選出対象で、東野さんは韓国人作家を抑える形で選ばれた。 

 同社サイトでは「思いがけない素材を自由自在に味付けする卓越した語り手」と紹介されている。




 現在韓国と日本はあまりよろしくない状態(国の外交の話)だと思うが、

 そういったこととは全く関係なく、東野さんの本を読んで、

 面白いと思えば今年の作家賞に投票してくれる

 韓国の読者に感動。

 感情的なメンタリティーの方たちだと思っていたけど、

 意外と公平なのね。理性的なのだなぁ。

 見直してしまいました。(上から目線でごめんなさい)

 
 また、二国間の平和に貢献してくれる東野さんに感服。

 すごいよなぁ、作家って。

 たとえ人種的に憎んでいようとも、そんな感情を捨てて

 素直に、作品にリスペクトさせてしまうのだから。


 私も小説書こうかしら。

 そんなことで平和に貢献できるなんて考えたことなかったなぁ。

 思えば当たり前だった? かな。音楽ではそうなんだしね。




 ちなみに、東野さんのオススメ本は以下。

 読み始めたら眠れなくなります。

 

2014年12月24日

まんまと乗せられた? 第97代総理大臣、安倍さんの本当の目的は。



 こんばんは!

 97代総理大臣に安倍さんが選出されました。


 安倍首相はなぜ突然解散総選挙をしたのか。

 本当の目的は。国民に信を問いたかったのは何だったのか。

 しばらく見ないうちにすっかり老けた田原総一朗さんが

 その辺りを解説してくれていたので、下記紹介します。



 安倍政権が表に出さない「本当の目標」


 
 要約すると、憲法改正、教育基本法改正、

 集団的自衛権の行使容認を実現させるための

 「時間稼ぎ」だ、と断言しています。

 
 これで4年間、安倍政権はやりたい放題。

 4年のうちにすっかり日本の景色が変わらないといいのですが。

 

 いい方向に変わるならいいと思いますが。

 田原さんの断言を聞いていると、かなり右傾化されているようですね。

 



 





2014年12月23日

工藤静香さん、「慟哭」以来22年ぶり中島後藤コンピで新曲発表へ



 工藤静香さんが新曲を発表するそうだ。

 来年2月18日のベストアルバムのボーナストラックで、

 中島みゆき×後藤次利の最強(というより懐かしい?)コンビで、

 「慟哭」以来22年ぶりの曲になるのだとか。
 


 すごいよなぁ。


 何がって、噂ほど全然劣化してないじゃん、


 とかじゃなくって。

 この人、元おニャン子ですよね?




 

キムタクの妻、工藤静香さん
クリックするとソース元へ 



 おニャン子クラブというアイドルが30年程前にいたのですよ。

 若い子は知らないだろうけど。

 夕方のバラエティー番組、夕焼けニャンニャンから誕生した女性グループ。

 新田恵利とか、国生さゆりとか、渡辺美奈子、渡辺満里奈とか。

 今でも芸能界で有名な方もいらっしゃる。

 で、そのおニャン子クラブのメンバーの中で、

 一番売れたのが、工藤静香さん。

 ピンで紅白に出てたのも、唯一彼女のみ。

 キムタクの奥さんで、二科展にほぼ20年連続入選、うん、勝ち組ですね。


二科展で特選を受賞した工藤さんの絵



 彼女もすごいのだけれど、そのおニャン子のプロデュサー(仕掛け人)が、

 あの秋元康さんなのね。


 今日こんなニュースを見たばかりだったので、↓



乃木坂46の白石さん、セミヌード写真集が1位です
クリックでソース元へ


 すごいなぁ。

 秋元康さん、って。


 時代と世代をまたいで活躍しすぎ。

 見た目は太ったおじさんなのに。



 あらためて、


  しみじみ尊敬してしまった瞬間でした。

 素敵なアーティストをこれからもたくさん輩出してくださいませ。




 余談ですが、工藤さんの懐かしの名曲、慟哭

 久しぶりに聴いてみました。

 ベストからわざわざダウンロードしたのですが。



 

 うん、・・・・


 いいけど。







 やっぱり、今はPerfumeの方が好きかな~ (工藤さんごめんなさい)
 
 
 






2014年10月13日

台風19号のアオリ映像を見て、今すぐ保険を確認すべし!



 
 台風19号北上中。

 国際宇宙ステーションから見た台風19号の映像がヤバイ(※)、と話題になっている。
 
 (※)元ネタはこちら

 どうヤバいのか、と早速ようつべの映像を見てみたら・・


 ↓ ↓ ↓ (こちら)




 
 一瞬意味が分からなかった。いつ、台風が出て(流れて)くるのかな、とぼんやりしてしまった。のっけから台風19号の映像ではないか。地球を覆っている白いのは(大気圏の何やらかとばかり思っていたら)、全部台風19号の雲だそうだ。

 瞬間最大風速もすごすぎる。先ほどのNHKのニュースおよび気象庁では最大瞬間風速45m/sと報じていたので、この(映像の)記述はノットの間違いだろうか?? 日本に上陸して少しは和らいだのか? 現在北上している19号は、この映像程酷くはないのだろう・・・と信じたいが、やはり衝撃的である。いくら小さくなってはいると言っても、この台風の目が現在日本を覆っている、と考えるとぞっとする! 


 もし、日本は台風列島だからいつものことだ。大した台風ではない、と思っている方がいたら、この映像を見てぜひ気を引き締めて頂きたい。安全対策を怠らずに行って、外には決して出ないように。もしくは、安全なところに避難するように。河川の氾濫や土砂崩れはもちろん、落雷や突然の竜巻にもどうか気を付けるように。
 あと、保険は必ず入っておいた方がいい。これだけ異常気象が多いと、いつ天変地異が訪れるか知れたものではない。私の話になるが、先月引っ越しするに当たって、不動産会社から勧められる通常の火災保険ではなくて、地震や水害、風害などの幅広い自然災害に適応している火災保険に加入した。多少手続きが面倒くさかったが、金額的には通常の火災保険と大して変わらなかった。(プラス5千円程度だった) 自分の家の保険は大丈夫か、その辺りもどうなっているのか確認して、もし入っていなかったら、ぜひ幅広い自然災害対応の保険に入ることをお勧めする。
 
 つい今、神奈川にも大雨警報が出た。雨音が激しくなった! ついに近付いているようだ。
 皆様のご無事を祈ります!

 
 う~ん、取りあえず、明日無事に会社に行けますように・・







☆関連記事☆

今年最強といわれる台風19号、900hPaってどれぐらいヤバイの?


 

2014年8月6日

理研・笹川氏が自殺 どうなる?世紀の大発明と実用化マネー



 理研の笹川氏の自殺で、世間は大騒ぎになっています。

 報道とそれに関する感想をまとめると、

 笹川氏の責任は極めて重く、氏はどうやら、その罪を認め、

 責任を取って、自殺を図った、ということらしい。

 また、ここまできたら、理研は一度解体して、

 一から出直したほうがいいのではないか、という意見もありました。




 う~ん。


 本当にそういうことにしていいのでしょうか。

 理研を解体している場合なのか。



 私が一番興味があるのは、



 「誰が笹井氏を殺したのか」



 という一点に尽きるというのに・・・



理研・笹井氏自殺 「大変な損失だ」国の成長戦略にも影
産経新聞 8月5日(火)15時20分配信

笹井氏の自殺を受け、沈痛な表情で報道陣に対応するCDBの斎藤茂和副センター長(左)ら=5日午後、神戸市中央区(写真:産経新聞)



 笹井芳樹氏の自殺は、国の成長戦略の柱として期待される再生医療に深刻な影響を与えそうだ。

 笹井氏の網膜に関するES細胞の研究は、CDBなどで進められている世界初の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った臨床応用で使われる技術の基礎となるなど、日本の再生医療に大きく貢献してきた。

 近畿大理工学部の福嶋伸之准教授(神経科学)は、今後の再生医療の進展について「ES細胞を使って神経細胞や網膜細胞をつくる分野で相当大きな影響が出るだろうし、理研のiPS細胞を使った研究にも深刻な影響が出るだろう」と指摘。

 北海道大の蔵田伸雄教授(科学技術倫理)も「笹井氏はES細胞で成果を出してきた人でもあり、今後の再生医療分野に与える影響は大きい」と惜しんだ。

 笹井氏の不在は、安倍晋三内閣の「三本の矢」の一つである「成長戦略」の柱とされる科学技術イノベーションに影を落とすことになりかねず、国や文部科学省にも衝撃が広がった。

 菅義偉(よしひで)官房長官は5日の記者会見で、「このような事態に至ったことは非常に残念だ」と述べ、同時に「再生医療分野で世界的にも大きな功績のあった方だ。将来が期待される研究者だった」と悼んだ。

 文科省幹部も笹井氏を「日本の再生医療の代表的な研究者だった」と評価した上で、「大変な損失だ」と肩を落とした。





 「世紀の大発見」、STAP細胞を、

 盗みたい、
 
 もしくは、奪いたい、

 人たち(組織や国家)は、

 溢れるほど存在するのではないかと思います。

 なので、日本のメディアが殺したというのは、

 本質ではないような気がします(黒幕は別にいる・・というような)。



 大変惜しい人を亡くしてしまいました。
 
 心よりお悔やみを申し上げます。

 




☆彡関連記事☆彡

「疲れた」小保方氏らに遺書 理研・笹井氏自殺


 ※笹川氏は小保方さんへの遺言でこう言っているんですね。

 「あなたは悪くない」。「STAP細胞を、必ず、再現してください」。

 これ、自分が悪かったと思って死ぬ人の言葉とは思えません。。


理研・笹井氏「小保方ノート見ていない」論文参加は「最後の2か月だけ」

 ※笹川氏を論文の責任著者にしたのは、

 米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授ですよね。

 この方に頼まれたから、(もしくはこの方の後押しがあったから)

 笹川氏も引き受けたのだと思います。
 
 科学雑誌Natureの電子版に論文が掲載されたことも
 
 (予定されていたでしょうから)、大きな要因だったと思います。



 ※こちらも残念な話です。




 ※2ちゃんねるで黒幕探しをしています。どこまで本当なのか、、、

 途中から眼が疲れて読めませんでした。


理研・笹井副センター長が自殺。これまた金融ユダヤの暗殺の疑いが濃厚です。


※ガン市場と利権の大きさを考えると説得力があります。


 

2014年6月3日

落とされてもアピールしまくる安部総理、法人税減税で改革か。





 安倍総理大臣は、今月にまとめる新成長戦略の柱の一つに法人税減税を盛り込むなど大胆な改革を打ち出す姿勢をアピールしました。
 安倍総理大臣:「法人税を国際相場に照らして競争的なものにする。これは(1月の)ダボス会議で明確に申し上げた。今月中に改革の方向性を決定する」



 世界経済フォーラムの会合で講演した安倍総理はさらに、「農協を抜本的に改革する」と強調したほか、混合診療の拡大など“岩盤規制”の改革も盛り込む方針を示しました。また、消費税引き上げで「経済再生と財政再建、社会保障制度改革の3つを同時に達成する」と強調しました。さらに、夏のボーナスが過去30年間で最高の伸び率になるなど景気の回復をアピールし、海外からの投資に期待感を示しました。






 おおおお、

 法人税減税!

 嬉しいニュースですね。

 オリンピックもあるし、海外の企業の誘致に拍車がかかるといいなぁ。

 たくさんの方が日本を訪れてくれますように!

 また、今まで海外進出一辺倒だった日本の企業も、

 これを期に国内回帰してくれるといいですね。

 そうすれば、雇用も生まれますし。経済もますます上向きになって、

 いいこと尽くめなのですが。さて、どうなることやら。

 戦略の一つで終わらないように、ぜひ頑張っていただきたいです。


 
 あと、記事の、夏のボーナスが過去30年間で最高の伸び率、

 というのも・・・

 えっ? これ本当なんですか。いいなぁ~

 私ボーナスないんですけど。それにしても、過去30年間で最高、

 というのはやはり嬉しいですよね。(デフレ長かったし・・)



 日本、もうちょっと頑張っていきましょう!

 安倍さん、も、ASUKA&パソナ接待疑惑

 (これって安倍落としだったんでしょうかね??)

 に負けず、頑張ってくださいね☆





☆彡関連記事☆彡

夏のボーナス、8.8%増=伸び率、過去最高―経団連(時事通信)

ASKA容疑者の逮捕で浮き彫りになった“接待漬け”にされた政治家たち




ワールドカップ!



 おはようございます。


 もうすぐ待ちに待ったW杯が始まりますね!

 こんなの見つけたので、よかったら楽しんじゃってくださいね^^


サッカーW杯を最高に楽しみたい人たちに贈るiOSアプリ10選|Mac



 優勝予想はブラジル。日本はベスト16くらいかなぁ。下過ぎますか??

 

2014年5月25日

衆愚へ知らしむべからず ~吉田調書とASKA逮捕を思う~



 貴方に言われて、いつもの癖が出た。

 私は登山の実践法と人生訓を同列に考える。もしドラ、なんて本が出るずっと以前から、別の問題を同じ視点から捉えることが大好きだった。

 そう、だから今日は全く無関係の、政治と芸能の二つの記事を読んで、これからの日本の未来を考えた。
 この二つの記事の問題は、ジャンルも状況もまるで違うが、答えは一緒ではないか。いや、もしも一緒だったらどういうことなのか。そういう視点で両方のニュースを読んだわけだ。

 記事は、いま話題のニュースについてだった。


 政治
 「政府が吉田元所長の「上申書」公開 ヒヤリング内容の非公開求める」

 芸能
 「【ASKA逮捕で芋づる式か 元プロ野球選手や有名歌手も戦々恐々


 

 まずは政治から。

 今日、好きで取っているメルマガ、というより有料記事の、

「大災害の検証もせずに国民の生命と安全を守るとは何だ 」

 という『フーテン老人世直し録(81)』を読んだ。

 (それで遅ればせながら、政府の「吉田調書隠し」を知ったのだ)

 記事を書いているのは、ジャーナリスト田中良紹さん。


 記事によると、


 「菅官房長官は23日の記者会見で、東京電力福島原子力発電所の吉田昌郎元所長(故人)の「上申書」を理由に、吉田氏の証言内容を公開しない方針を示した。この国には未曽有の大災害に見舞われた経験を基に、すべての情報を持ち寄りあらゆる角度から国家ぐるみで真摯に検証し、次に備える考えはないのだろうか」



 と、日本の官僚お得意の、(衆愚へ)知らしむべからず、という情報隠しを批判している。

 
 確かに、(安倍政権は)国民の命と安全を守るために集団的自衛権の行使を容認すると言っておきながら、あの原発事故の大惨事を検証しないようでは次に備えようもない、どうやって国民の命と安全を守ろうというのだ? そう他国や国民から疑問に思われても仕方がない。


 集団的自衛権より、まずは既に起こってしまったことを検証して、同じ間違いを起こさないことが第一ではないか?

 大惨事のことを世界中に知らしめるべきだと思った。それが氏の言うように民主主義の根本原理だ。原発事故の東電問題は古い日本の体質が崩壊したことを表している。もう今で通りにいかないという限界を叩きつけた、その象徴としての事故だった。調書を公開することは、新しい日本へと繋がる第一歩である。事故を検討するべきだ。

 だが、引っかかるのは、やはり吉田調書のご本人、福島第一原発の故・吉田元所長の思いだ。氏は、第三者への公開を望まなかった。調書に書かれたことが、全て事実として一人歩きしてしまう事を危惧していた。原発事故の現場に立って、あれだけ大変な思いをされた方だ。「非公開」が氏の最後の望みならば、その願いを叶えてあげたいと思う。

 ・・・。

 『フーテン老人世直し録(81)』の記事では、このあたりの繊細な問題についても答えを提示してくれている。


 『政府は「吉田調書」を公開すべきである。同時に吉田氏が恐れた「吉田調書」の一人歩きをさせぬよう、その他の調書も公開すれば良い。政府が情報公開しない事を許されるのは、公開によって国民の利益が損なわれる場合だけである。』




 ふむ、なるほど。ここで私の迷いは消えた。あの大事故の現場を一番知っている吉田氏の情報を開示することが、国民の利益にならないとは到底考えられない。むしろ唯一利益になる道かも知れぬ。今後のエネルギー政策、原発建設・再稼働問題を含めて、福島第一原発の惨事を検討するのは私たちにとって大切なことである。

 もしも、私たちの生活と日本の未来が良い方向へ向かえば。二度と原発事故など起こさないエネルギー政策を選び、国民の命と安全が守られれば。
 吉田氏も草葉の陰で喜んでくれそうな予感がする。


 ・・・。

 で、『フーテン老人世直し録(81)』の記事のラストがまた印象的な一文なのだが、続きは、ぜひ、定期購読して見ていただきたいと思う。私は毎週記事が更新されるのを楽しみにしている。最新のニュースについて、それがどういう意味なのか、その裏側に何が隠されているのか、手に取るように理解できる有益な情報ばかりが届くからである。



 ・田中良紹 『フーテン老人世直し録』

 
 そうだ、吉田調書は公開すべきだ! それが新生日本の新しい姿だ。もう今までのやり方は通用しない。国民の命と安全を守るのは、集団的自衛権行使容認(しかもあやふやな憲法解釈変更で)よりも、まず過去の検証から始めよう!

 と、ここまで結論が出たところで、私は同列で考えていたASUKAや清原(覚せい剤疑惑)のことを思ったのである。


やたらとプレミアが付いているアルバム
まさかこれを売るために騒動?などと思ってしまうほど


 覚せい剤疑惑の彼らは、まるで故・吉田所長だ。腐った(ていたのか?!)芸能界は、限界を叩きつけた原子力ムラ、そして日本のエネルギー政策だ。

 そうなると、私は頭を抱えてしまう。101回目のプロポーズ好きだったな、とか(主題歌をチャゲアスが歌っていたのだ)。ああ、青春の、万里の河。モーニングムーン。SEY YES。そして、清原は巨人に入れなくて、西武で頑張ったよな、とか。優勝の直前に泣いていた姿を思い出したりとか。そのあと肉体改造もしたなぁ、とか。

 当時最前線で頑張った彼らに対して、敬意を払いたいという願いがむくむくと沸き起こってくるのであった。

 だが、それは私自身の過去に対してのノスタルジーでもあるわけだ。

 

 もうだめだ。今までのやり方は通用しない。
 
 もしも、原発と共に生きる日本が、その選択肢を選ぶということが、本当に未来の私たちのためではなくて、貴方の過去を守りたいという話であるならば。

 

 『政府は「吉田調書」を公開すべきである。同時に吉田氏が恐れた「吉田調書」の一人歩きをさせぬよう、その他の調書も公開すれば良い。政府が情報公開しない事を許されるのは、公開によって国民の利益が損なわれる場合だけである。』



 一斉摘発もいいのかもしれぬ。それで、私と貴方の過去の大切な記憶が傷ついてしまうならば、こう思おう。ここからがスタートだ。

 若い時、いや夢見る頃を過ぎたあとも、私を支え続けてくれた音楽。

 誰かの命と安全を守るために、これからは貴方が歌っていくのもいいのかもしれない。私たちのための、新しい歌を。






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2014年5月15日

大地震?


今日は2014年、5月15日、西暦と月をたすと、18という数字になります。

この18という数字は、人工地震と想定される過去の地震に共通の日付の数字です。

また、奇しくもネットでは、本日大地震が起こると噂されています。

こういう話はデマが多いとは思いますが、念のため、地震に備えておくのもいいかと思います。

ちなみに東日本大震災も西暦と日付を足して18でした。

過去の記事のリンクを貼ります。

http://right1102.blogspot.jp/2011/03/m88.html?m=1

皆様が今日一日、無事であることを祈って。

あと、震源の深さからみて、今日の深夜に起きている和歌山北部、

が危ないのではないか?

と想像しています。縁起でもないと言われそうですが、くれぐれも念には念をいれて、備えていただきたいと思います。



2014年4月6日

TPPと斎庭の稲穂




 スーパーに行って新潟産こしひかりを買おうとしたら消費税込で5キログラム2万円だった。驚いて棚に戻して、隣のなんちゃってこしひかり =輸入米、5キログラムで1980円、を購入する。最近では、ファミレスでもコンビニ弁当でもすべて輸入米を使用している。なんちゃってササニシキ。なんちゃってあきたこまち。なんちゃってゆめぴりか。なんちゃってひとめぼれ・・・ 残っているのはブランド(米種)だけ。日本産の日本米を食べる機会がなくなった。同時に日本から田んぼが次々と失われていった。線路沿いの田園風景が消滅した。車窓から旅情の景色を求めても、廃墟のような農村と荒地がただ延々と続くばかりである。ああ、無情。


 最後の「ああ、無情」は余計だった。最近聞いたカラオケの曲だったのでつい口から飛び出した。だが、心情的にはまさに「ああ無情」と叫びたいところである。旅に出て、たなびく黄金の稲穂の代わりに、どす黒い外来種の荒野が広がっていたら、嫌だなぁ。

 一昨日、米通商代表のフロマン氏が日本の農業自由化の例外を一蹴したそうだ。TPPにおいて日本が聖域として死守しようとしている農業の重要5項目について、それはありえない、と。全品目の自由化をあらためて要請してきた格好である。

 しかも、日本が米にこだわるからTPPが締結できないのだ、とさえ言っている。こちらは、下院歳入委のキャンプ委員長。同じ貿易公聴会でのセリフだ。日本のせいでTPP交渉に参加しているすべての国々が迷惑しているのだ、と言いたいがための発言である。

 日米の関税協議が大詰めを迎える中、どうやら米国は、自国に有利な交渉を進めるために、日本への外圧を強めてきたようだ。

 こんな圧力くらいで負けてはいられない。日本にとって稲は根幹である。国家元首(=天皇陛下の事を言っています)が田植えや稲刈をする国である。

 日本神話には3つの神勅というものがある。天照大御神(アマテラスオオミカミ)が、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に下した命令のことで、ニニギが天孫降臨(てんそんこうりん)する際にアマテラスが言い聞かせた言葉である。その命令に、稲に関する事柄が含まれているのだが、その前に、天孫降臨がわかるだろうか。日本(葦原の中つ国)を治めるために天上の神様一族の代表が降りて来たことで、つまりそれによって日本という国があらためて始まったとされる大切な出来事のことである。今の日本の天皇は、この降りてきた神の子孫だと言われている。だから、天孫降臨の際の神勅は、ニニギノミコトだけに言われたのではなくて、今の天皇にも言われているものである。日本という国を作るにあたって、神から託された命令なのだと考えても良いと思う。

 3つの神勅はこんな事を言っている。

・天壌無窮の神勅
 (大意)日本は豊葦原の瑞穂の国です。私の子孫が王となる国です。神意によって稲が豊かに実り、栄え続けるでしょう。だからしっかりと治めなさい。

・宝鏡奉斎の神勅
 (大意)三種の神器を大切にしなさい。

 ※三種の神器はニニギが天孫降臨する際にアマテラスが持たせた宝。

・斎庭(ゆにわ)の稲穂の神勅
 (大意)天の稲を持たせますから、それで瑞穂の国の子供を育てなさい。

 
 三つめの「斎庭の神勅」というのが重要だ。日本という国の民の食料は稲だ、とアマテラスは言っているのである。米で人々を育て満たしなさい、と。だから、ニニギノミコトは、アマテラスからもらった稲穂を持って、天から降りてきた。同じくアマテラスから預かった三種の神器は従者に持たせて。稲だけを握りしめて、天孫降臨したのである。今でも日本神話の神の末裔とされる天皇陛下は、だから私たちを食べさせるために自ら稲を植え、稲を刈っているのである。

 実際、天皇陛下の農作業で私たちが食べ物を手にしているわけではないが、日本はそういう国だ、ということを天皇自らが示している、ということではないだろうか。日本は、人々が神からもらった「斎庭の稲穂」を食料をして生きている国であると。尊い「斎庭の稲穂」が、この国が作られた根幹にあるのである。

 日本は、神意によって稲が豊かに実り、それによって栄える国である。TPP交渉が遅れてるのは日本のせいだ、日本が他国に迷惑かけてるのだ、くらいの言葉の圧力で、大切な日本の存在理由を手放すわけにはいかないのである。(米を手放したら、イコール日本は消滅してしまう)

 ちなみにTPPに入って得をする金額は、10年間で2.5兆円のみ。自由民主党は国益の観点から、農業分野をはじめきちんと例外項目を取れなければTPP交渉参加に反対するというスタンスを今も変えてはいない。

 ※TPPについての考え方より(自民党LibDems)





米通商代表、農業自由化例外なし 日本に圧力

 2014/04/04 09:43 【共同通信】

 米通商代表部(USTR)のフロマン代表は3日、下院歳入委員会の貿易に関する公聴会に出席し、環太平洋連携協定(TPP)交渉で日本が「聖域」として守ろうとしている農業の重要5項目について「例外はあり得ない」と強調した。

 日米の関税協議が大詰めを迎える中、全品目で自由化を進めるよう日本に圧力をかけた形。ただ、自由化の度合いについては「意味のある一段の市場開放」とあいまいにし、具体的な内容は交渉に委ねる姿勢を示した。

 公聴会では、下院歳入委のキャンプ委員長が「日本がTPPの進展を大きく阻んでいる」と懸念を表明した。





※次のインディアンは日本人か? 最後の一人になりませんように。


※秋田新幹線こまちの車窓から。こんな風景もなくなっちゃうわけですね。





2014年3月10日

yahooで「3.11」と検索すると義援金が送られるらしい



 さっき、慌てて「3.11」と検索した。
 思い切り明日からだった。

 「計画停電」、という言葉の時期が早いんじゃないか。
 オシャレにまとめ過ぎ。
 綺麗ごとにしていないか。

 突っ込みたいところはいろいろあるが、寄付してくれるのは嬉しい。

 yahooさん頑張ってください。




 ビックデータ篇



 ずっと忘れない篇




2014年2月25日

ついに日本国防軍の出番か? 米陸軍大幅削減の穴埋めは・・



 朝から驚いた記事。
 米陸軍が削減するという7万から8万の兵力は誰が補うのか。
 アジア重視の安全保障戦略が変わらないならば、当然誰かが補うんだろうなぁ。で、その誰かってもちろん日本ですよね。

 安倍首相の、憲法解釈を立憲主義じゃなくて民主主義に基づいて俺が決める、という発言はここにやっぱり行き着くのか。

 わかっていたけど、具体的にアメリカ側から言われるとぞっとします。

 自衛隊の(というより日本の・・)行く末が心配です。



米陸軍の大幅削減発表=アジア重視戦略は継続-国防長官

(時事ドットコム 2014/02/25-06:27)

  【ワシントン時事】ヘーゲル米国防長官は24日、国防総省で記者会見し、2015会計年度(14年10月~15年9月)の国防予算案の大枠を発表した。この中でヘーゲル氏は、現在52万人規模の陸軍兵力を44万~45万人に削減すると表明。また、アジア太平洋重視の安全保障戦略を継続する方針を明らかにした。




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首相発言は「立憲主義否定」か 内閣法制局に「憲法解釈権」なし



2014年2月21日

女子フィギュア、優勝はロシアのソトニコワ


 
 おはようございます。冬季五輪花形種目の女子フィギュア、終わりましたね~
優勝はロシアのソトニコワさんでした。



ソトニコワが金メダル、キム・ヨナはノーミスも銀
(msn産経ニュース 2014.2.21 04:05)

 フィギュアスケート女子フリーで最終滑走したキム・ヨナ(韓国)は合計219・11点という高得点を上げたが、地元ロシアのアデリナ・ソトニコワ(ロシア)の合計224・59点を上回ることができず、銀メダルに終わった。銅メダルはイタリアのカロリーナ・コストナーが獲得した。




 日本勢は浅田真央(中京大)が合計198・22点で6位、鈴木明子(邦和スポーツランド)は、合計186・32点で8位で入賞を果たした。村上佳菜子(中京大)は170・98点で12位。日本勢の3大会連続でのメダル獲得はかなわなかった。

 キム・ヨナは冒頭に高難度の2連続3回転ジャンプを筆頭に、すべてのジャンプを成功。タンゴ「アディオス・ノニーノ」の調べに乗ってステップやスピンも情感たっぷりに表現した。







 ソトニコワさんの演技については、ロシアフィギュアスケート界の重鎮タチアナ・タラソワさんが「素晴らしい、芸術性が高い」とコメントしていました。正直、私には(ぱっと見ただけで申し訳ないのですが)ソトニコワさんの芸術性は理解できませんでした。強いて言えば表情が生き生きして綺麗だなぁと思いましたが、あれくらいなら調子がいい時の日本の鈴木選手の方が上かなぁ、と。優勝したのも、だってソチ開催だからなぁ、とか思ってしまったわけですが、それでも、あのソトニコワさんの力強さには圧倒されました。いや、パワフルです。絶対勝つ、という意志の強さもひしひしと感じました。
 キム・ヨナさんがノーミスなのに銀メダルとなり、演技に精彩を欠いていたのと対照的です。キム・ヨナさんは無難にまとめてしまったなぁ、という感じで、残念ですね。女子フィギュアは音楽や衣装等の選手の外見も含めて、ひとつのプログラムの構成になると思っています。その点では、キム・ヨナさんのあのお気に入りのSPの黄色と、フリーの黒い衣装も今ひとつぱっとしませんでした。黄色は野暮ったい印象を否めなかったし、黒は彼女の自身のなさを表していたように思います。(女子は体型や内面に自信のないとき、それでも勝負しなきゃいけない時の勝負服はたいてい黒です)バンクーバーの時の、衣装を含めて、すべてが調和して最高に素晴らしいプログラム構成だと感嘆したあのキム・ヨナさんの良さは見ることができなかった。う~ん、やっぱり残念です。

 ちなみに日本の真央ちゃんは・・



浅田真央、万感の思い!! 6種類の3回転すべて成功、こぼれる涙…
(msn産経ニュース 2014.2.21 02:29)

 史上初めて6種類の3回転ジャンプをすべて成功させた浅田。「やりきった」との思いが込み上げたのか、演技を終えた瞬間、泣き顔に。リンク上で手で顔を覆い、涙がこぼれ落ちた。

 前日のショートプログラム(SP)では予定していたコンビネーションジャンプが飛べないなど予想もしない失敗が続き、55・51点という低得点に終わった浅田。この日のフリーでは6種類の3回転ジャンプを完璧に飛び、最後の3回転ループを決めた瞬間、力強く「よしっ」とうなずいたようにみえた。




 フリーの得点は142・71点。昨年11月のNHK杯で挙げた136・33点を上回る自己ベスト。得点が出た直後、満足そうに小さくうなずき、カメラに向け手を振りながら笑顔を振りまいた。

 前日のSP直後には「自分でも終わってみてまだ何も分からない」と放心状態だった浅田。だが、この日は「私が目指すフリーの演技ができた」と胸を張った。



 メダルは逃しましたが、前日と違って、スピードに乗っていたし、キレのある演技でした。自己最高得点を取ることができました。
 バンクーバーから4年間、頑張ってきたことは無駄ではなかった。私は彼女がこれから、(スピード人生を終えたあとに)胸を張って笑顔で生きていけけるのか、それがとても心配だったので、演技を見終わったあと、ああ、良かったなぁ、と。ほっとしました。真央ちゃんの演技の直後、あの小さいおじさんのコーチ、名前なんでしたっけ、そうそう佐藤信夫さんが感無量の泣きべそ顔になっていたのが印象的です。良かったですね。
 真央ちゃん、鈴木選手、ご苦労様でした。今まで、感動をありがとう。
 
 







2014年2月20日

今にもやばい韓国経済、慰安婦外交で通貨スワップ協定圧力か?




 韓国経済が相当やばいそうです。
 やばい、やばい、という話は、常々よく聞かされているので、今回もスルーしそうになりましたが、国家債務の膨れ上がり具合が尋常じゃない。「(短期間で)増えすぎだろう」というツッコミが面白すぎました。IMFに逆ギレする韓国も、いかに韓国相応。さすが韓国。やってくれるな、的な面白さです。
 いや、ギャグじゃなくて・・ これは本当にやばいのだな、としみじみ感じさせられました。


 「韓国やばい! 誰か助けろ!」 警告を連発するIMF


 さらに面白いのは、IMFが韓国経済に警告を発したわずか4日後、米ウォールストリート・ジャーナル紙が日本経済をメタクソにけなし、日本はサムスンの爪の垢を煎じて飲め的な、韓国経済をおだて上げる発言をしていることです。(下がその内容です)



 米紙ウォールストリート・ジャーナルは、日本と韓国の経済政策を比較する社説を掲載、戦後の日本をモデルに成長を続けた韓国を高く評価した上で「先生が昔の教え子から学ぶときが来たようだ」と結論づけ、安倍晋三首相の経済政策に苦言を呈した。
 「日本に対する韓国の教え」と題した社説は、安倍首相が円安誘導で輸出競争力を維持しようとしているのに対し、韓国企業はウォン高にもかかわらず国際市場で競争力を高めていると指摘。
 「アップルの最も手ごわいライバルは(韓国の)サムスン電子であり、日本企業ではない」と日韓の対比を強調した。



 混乱しますね。やばい韓国を日本が助けなきゃいけないのか。逆に韓国を見習って、そのモデルから瀕死の日本を助けてもらわなきゃいけないのか。

 これこそが、「韓国やばい! 誰か助けろ!」 警告を連発するIMFの著者が言う「各国と日本の駆け引き」の一部なのでしょうか。
 朴槿恵(パククネ)大統領が告げ口外交を重ねるのも同様で、案外、必死なのかもしれませんね。
 慰安婦補償どころか、もう国がやばいよ、と。どうにかしなさいよ、あんた、早く助けなさいよ的な。あれは、必死の「ヘルプ・ミー」だったのか。そう思うと、安倍首相もけっこうな「いけず」ですね。

 韓国は慰安婦問題の早期解決を他の国に訴える前に、日本と話し合ったほうがいいのではないか、と思います。日本財務省局長は、韓国が望むならば、通貨スワップをに対して、前向きに検討する、と発言しています。
 これに対して、韓国企画財政部の関係者は、「日本との通貨スワップは検討していないし、推進もしていない」と答えました。
 情けは拒んで、あくまでも正義を振りかざし、自分の意のままになるよう圧力をかけてくるのはあまりな仕打ちだと思います。(安倍首相が「いけず」になるのも頷けます)

 共倒れしないように、どうにか両国が協力し合えるような体制になって、いい方向へ向かえばいいのですが、さて、どうなることでしょうね。
 



韓国大統領「慰安婦問題、早期解決を」 米議員と会談
(朝日新聞デジタル 2014年2月18日20時15分)

 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は18日、訪韓した米下院外交委員長のエド・ロイス氏と会談し、元従軍慰安婦問題について「早い解決が急がれる」と述べた。

 ロイス氏は1月末、カリフォルニア州グレンデールにある慰安婦像に献花した。大統領府によると、朴氏はロイス氏に「少女像(慰安婦像)を訪問され、国民は大きな感動を受けた」と謝意を示した。

 尹炳世(ユンビョンセ)外相もこの日、ロイス氏と会談し、「日本の歴史修正主義的な言動で北東アジアの不安定さが増している」と指摘。ロイス氏は「慰安婦問題に関し、日本の謝罪と政治指導者の努力が必要だ」と応じた。

続きはこちら








 韓国を助けられるのは日本しかいないという史実を、つらつらと綴った、日本と韓国のまるでラブストーリーのような本。ちょっと感動しますよ。

出典・関連記事✩

IMFが警告「韓国賃貸住宅の保証金は危険レベル」
「日本は韓国に学べ」と米紙 経済政策に苦言
韓国企業、業績不振で失速鮮明 サムスン筆頭に74%が予想利益下回る
日本財務省局長「韓国が望めば通貨スワップ検討する」


2014年2月16日

それでも金でレジェンドと呼ばれたい葛西選手の伝説




葛西、「金でレジェンドと呼ばれたい」 なお意欲
(日本経済新聞web刊 2014/2/16 5:43)

 「負けたくない気持ち、今までの応援にこたえたい気持ちだった」。ノルディックスキー・ジャンプの男子ラージヒルで2位に入った葛西紀明選手(41)は、7大会連続出場の五輪で初めての個人戦のメダルに晴れ晴れとした笑顔を見せた。「金メダルを取ってレジェンド(伝説)と呼ばれたいと思ったが、目標がまたできた」と今後への意欲も示した。

  向かい風にも恵まれた1回目は、1位の選手と並ぶ139.0メートルの大ジャンプを見せて僅差の2位につけた。得点表示を確認した葛西選手は、右手でガッツポーズをつくり、中継カメラを指さして満足感を表現した。
  
 「次もいい風をもらって大ジャンプをしたい」と意気込んで臨んだ2回目は133.5メートル。メダルを確実にする着地を決めた瞬間、伊東大貴選手(28)ら後輩の日本人選手3人が駆け寄り、抱きついた。最後のポーランド選手がポイントでわずかに上回ると、一瞬悔しそうな表情を浮かべて天を仰いだ後、晴れ晴れとした笑顔で日の丸を広げた。


 

 98年長野五輪で足首を痛めて団体メンバーから外れた葛西選手、団体優勝の瞬間は思わず正視できなかったと聞きました。
 奇しくも長野からソチまでの16年間、装備ルールの改正も重なり、日本は一度もオリンピックのメダルを取ることができませんでした。その16年ぶりのメダルを葛西選手が取り戻した。日本ジャンプ陣のみならず、世界中に伝説を与えてくれました。
 葛西選手の16年の努力が忍ばれます。個人的にも、どうしても葛西選手にはメダルを取っていただきたかったので、本当に嬉しいです。

 葛西選手、おめでとうございました!

 まだ金を目指そうというのもすごいですが、もう十分伝説です!
 原田選手もこう言ってますよ^^ ↓

長野団体金の原田氏、葛西を絶賛「レジェンドだ!本当にレジェンドだ」







✩出典&関連記事✩

葛西、伝説へ今度こそ 誰よりも遠く速く強く 







2014年2月14日

とんだ「ごちそうさん」。



 ああ、こわい。ナイジェリアのレストランで人肉を出していたそうだ。
 レストラン内には、血だらけの人間の頭部がゴロゴロあったとか。
 で、食べてしまったのは、皮肉なことに神に仕える牧師さん。
   
 

ナイジェリア レストランで人肉を出していた

 
13.02.2014, 01:00
ナイジェリア警察は、同国南部のアナムブラ州で人間の頭部を複数発見した。警察に通報したのは、そこで食事をした牧師。
   この牧師が語ったところによれば、会計伝票の価格があまりにも高かったため質問したところウェイターは、あなたは人間の肉を食べたのですよ、といったという。ショックをうけた牧師は警察に通報した。   警察が捜査を行ったところ、レストラン内に血だらけの人間の頭部がポリエチレン袋に包まれて発見された。近くにはいくつかの携帯電話、カラシニコフ銃2丁、弾薬数十もあった。



 別の報道によると、この店は人肉専用レストランで、人肉嗜好の顧客も付いていたとか。
 牧師は知らずに入ってしまったのか、それとも、すっとぼけて?
 実は、シェフらを白状(懺悔)させたかったとか・・

 どちらにせよ、よく人肉食べた。

 知らなかった場合、この神父さんが聖職を続けられるのかとても心配です。



ちなみに人肉を食する文化は結構あるらしい



✩出典&関連記事✩





「ドイツをお手本」に! 日本はどこで道を間違えたのか。 



 韓国の外相がドイツの外相に、日本もドイツをお手本にしたらいいのに、と言ったそうだ。
 またしても歴史問題の話だが、いや、もういい加減うんざり・・・ と言うより、これで日本はドイツに2連敗である。
 まず、歴史問題でドイツにしてやられ、(実際ドイツよりも戦後処理が誠実であったかなかったかの事実と関係なく、してやられ)次に脱原発でしてやられた。
 
 ドイツは脱原発を成功させた国である。
 それでエネルギー危機も起こさなければ、経済大国の地位を手放したわけでもない。当然、脱原発で電力を減らした分国民を間引いたなんて馬鹿な話(※参照)もあるわけがない。
 
 ※【画期的】 3600万人の人口削減による脱原発の完遂について 【ラジカル】


 なぜ、日本はドイツの真似をできないのだろうか?
 私は歴史問題において、ドイツの真似をしなかった日本をずっと誇りに思っていた。だが、脱原発に舵を切れないいつまでたっても煮え切らない曖昧なダメな日本を見ていると、その思いも正しかったのか疑問に思えてくる。
 ああ、情けない。

 そこで、ドイツと、それから自然エネルギー(産業)へ同じくシフトしたデンマークの事例を挙げてみようと思う。両国の成功例が、なにか日本の「正しい道」の「お手本」となれば幸いである。
 (韓国の外相も喜ぶだろう!) 
 

✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩


 ドイツはなぜ成功したか?

 1.国としての決断をした。
  福島原発事故後、ドイツ政府は原発をどうするか倫理委員会に諮り、「原発はリスクが大きい」という委員会の結果を国として受け入れた。

 2.原発を7其止めて、原子力の割合を24%から14%に落とした。
  おかげで電力の輸出は減ったが、原発大国フランスから電力の輸入を増やしたというのは大嘘。

 2.再生可能エネルギー産業へシフトした。
  ドイツ政府は再生可能エネルギー導入量を増やしてエネルギー自給力を高める目標を掲げている。原子力産業35万人の雇用を超える37万人の再生エネルギー産業の雇用を創出した。

 原発推進論者はなぜドイツの脱原発成功例を無視し続けるのか? より



✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩


 デンマークはなぜ成功したか?
 
 1.国民の意識が高かった。
  デンマークでは18歳の国会議員がいる。投票率も80%を超える。風力発電やバイオガスを国民が自然に始めた。

 2.国民の高い意識を国が支援した。
  化石燃料には環境税をかけ、その収益を自然エネルギーや省エネの補助金とした。自然エネルギーが化石燃料よりも安くなる状況を作り出した。電力買取保証制度も実施した。自然エネルギーによる電力が確実に売れ、利益が出るように配慮した。

 デンマークはなぜ成功したか?より


 ✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩



 なるほど。でも、日本だって負けていない。デンマークはなぜ成功したか?の平川さんも書いているように、日本人はドイツやデンマークよりも、かつて最先端の社会モデルを持っていたのである。




日本人は、本来、自然を大事にしておりました。江戸時代の 日本は、浮世絵、能、歌舞伎といった高い文化を保持しなが ら、資源をしっかり循環させていた環境先進国であり、その 伝統は、昭和30年頃まで続いておりました。「もったいな い」という言葉は、日本独特の言葉であったように、① Reduce、②Reuse、③Recycleは、日本の伝統であったのです。 戦後、アメリカの使い捨て文化に染まってしまい、日本は道 に迷ってしまいましたが、日本は、本来、自然を大事にし、 ものを大切に使う、環境を大事にする国であり、それは日本 人のDNAとなって、ひっそりと息づいていると、私は信じ ています。




 脱原発は米国の陰謀だという説もある。TPP(の電気通信の規制緩和)参加と脱原発の流れが同時に起こることによって、電力が自由化され、発送電が分離され、その結果大切な日本のライフラインが破壊されてしまう、将来的に発電部門が外資系に乗っ取られてしまう、というものだ。

 確かにこれは懸念すべきことである。私の以前の(TPPに反対する)記事でも、散々、発送電分離に反対する主張をしている。TPPと脱原発の流れが同時というタイミングがどう考えても危険そうだ。

 だが、この安全なライフラインにしがみついていたら、日本は永遠に原発漬けの電力体制から抜け出せない。このライフラインしか本当にないのか。発送電分離にしたら、電気代が必ず高くなる、とか、発送電分離は欧米のように必ず失敗する、という想定を恐れて、何もチャレンジせぬまま環境的に最もリスクのあるライフラインにしがみついているのは本当に正しい道なのか。都知事選が終わった途端、近頃はニュースを見る度に、原発の話題ばかりである。(再稼動に中間施設に汚染水に・・)これでは歴史問題と同じだ。韓国の執拗な追求と同じように、そろそろもううんざりである。

 戦後、日本はどこかで道を間違えたのだ。それは負けたからだ、だから米国の言いなりになったのだ、と言うならば、ドイツだって敗戦国である。

 ドイツのようになれないものか。デンマークのように国民一人ひとりが高い意識を持って、自然と自然エネルギーにシフトしていく、ということはできないだろうか。議論を重ねて、いつか国として脱原発の方向性を決めることも。自然エネルギー産業を発展させてエネルギーを輸出するようになることも。私たちひとりひとりの行動によって、それは起こりうる未来の話となるのである。




韓国「歴史問題はドイツが手本」 両外相、電話会談
(朝日新聞デジタル 2014年2月13日00時13分)


 韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外相とドイツのシュタインマイヤー外相が11日に電話会談し、尹外相は過去の歴史に対するドイツの「模範的な事例」が、歴史問題をめぐり溝が深まっている東北アジアの問題解決のいい手本になるとの認識を示した。韓国外交省が12日に会談内容を発表した。安倍政権に歴史認識問題への対応を迫る意図があるとみられる。

 尹外相は統一問題についても、ドイツの経験から教訓を得たいとした。これに対し、シュタインマイヤー外相は域内協力に関する欧州の経験に言及した後、分断の経験と統一の過程について両国間で相互協力の方法を議論していくことを提案し、尹外相も歓迎の意を表した。朝鮮半島情勢についても意見を交わした。(ソウル=貝瀬秋彦)



 ※こういうことを書くと、天皇を守ったことが間違いだったのか、という人もあるかもしれない。だが、私が言いたいのは、日本の本来の姿に回帰することで、伝統と誇りを取り戻そうという話である。





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 東京(江戸)からまた新たな循環型の社会モデルを作れたら素敵だったのですが。オリンピックの電力はすべて再生エネルギーだよ、とか言ったらかっこよかったのになぁ・・
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脱原発の流れは失速していない

電気事業法改正、発送電分離できるか 大手電力に異論根強く、骨抜きの恐れ


2014年2月13日

転倒者続出!危険すぎると噂のスロープスタイルスキー、男子予選始まる。



 平野平岡選手に続き、昨夜は渡部暁斗選手がノルディック複合で銀メダル。94年のリレハンメル以来、20年ぶりの快挙だそうです。おめでとうございました!

 また、今日からはソチから正式種目になった男子のスロープスタイルスキーの予選が始まります。
 こんな競技があったんですね。

 女子は転倒者続出、中には担架で運ばれた選手もいたそうです。
 特にソチのコースは、なぜここまで危険にする?と安全性を疑問視されるほどの難コースだとか。
 男子がどうなるか、無事に済めばいいのですが。
 スキーもスノーボードに負けじと頑張りすぎたんじゃないかなぁ・・
 さて、どうなることやら。ぜひ見てみたいですね。





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渡部暁斗が銀メダル「ラージヒルは金」



どうなる? フルMOX原発の行方 ~函館市が全国初の差止め訴訟!~



 北海道函館市が国とJパワー(電源開発)を訴えるそうだ。
 自治体が原告となる原発差止め訴訟は史上初。


http://digital.asahi.com/articles/ASG2B7HTTG2BIIPE140.html
函館市の一部は大間市から30km圏内 日が暮れると大間町からは津軽海峡の向こうに函館の夜景が見える(クリックで記事元へ)


 これはすごい。まさかここで函館市が出てくるとは。まさかヒーローよろしく大間原発を止めてくれるとは思わなかった。なんというかっこよさ。

 しかし、よく考えたらそりゃそうだ。函館市民からしたら、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランを混ぜた燃料(MOX燃料)を100%使う世界初の「フルMOX原発」が、防災対策の重点区域(UPZ=30キロ圏)内にあるなんて真っ平御免だろう。

 ちなみに、原発差止め訴訟を個人でした際、敗ける理由は、大きく言うと次の3つだそうだ。
 1.裁判官が原発の安全神話を信じている。原告団の市民や弁護士は「オオカミ少年」だと思っている。
 2.裁判官に権力への擦り寄り志向がある。(原子力政策=権力政策)
 3.原子力ムラは、日本経済の半分以上を占めかねない巨大利権構造である。その巨大な怪物と対峙するということは、そこで働いている莫大な数の人々と対峙するということになる。なので、敵意と憎悪のオーラがハンパじゃない。圧倒的に不利な状況下での裁判となる。


 脱原発弁護団全国連絡会代表河合弘之弁護士のインタビューより「原発差止め訴訟を20連敗し続けた理由」


 なるほど。それはしんどそうである。永遠に勝てる気がしない。この負け理由を教えてくれた河合弁護士は、原発差止め訴訟20連敗だそうだが、さて、史上初の自治体原告となる函館市はどうなるだろうか。

 まず、決して、オオカミ少年ではないと思う。(福島原発事故があったのだから)
 次に、裁判官の権力志向、これは安倍政権が原発推進だからやはりあるだろうなぁ。
 最後の原子力ムラとの対峙。函館市だけでは莫大な敵意と憎悪にコロリとやられそうだ。
 やはり、2と3は厳しいなぁ。北海道も味方してくれないものだろうか。それから魚影が消えたというのはもう過去の話で、今はすっかりまたマグロ漁で活気付いている大間町の市民もぜひ。





対岸の青森・大間原発建設、函館市が差し止め提訴へ
(朝日デジタル 2014年2月12日07時59分)


函館市の一部は大間原発の30km圏に入る


 北海道函館市が、青森県大間町で大間原発を建設中のJパワー(電源開発)と国を相手取り、同原発の建設差し止めを求める訴訟を3月にも東京地裁に起こす。工藤寿樹市長が12日に正式発表する予定だ。自治体が原告になる原発差し止め訴訟は全国初になる。

 函館市は津軽海峡をはさんで大間原発の対岸に位置する。最も近い所で原発から約23キロで、原発事故に備えた避難の準備などが必要な防災対策の重点区域(UPZ=30キロ圏)に市域の一部が含まれる

 東京電力福島第一原発事故では、福島県浪江町が全町民の避難を迫られるなど、30キロ圏の自治体にも放射性物質による大きな被害が及んだ。函館市は訴状案で、事故が起きれば函館市も壊滅的被害を受ける危険性があると主張する。

 そのうえで、個人が生命・身体の安全を保障される人格権を持つのと同様、自治体も崩壊を防ぐ権利があるとして、Jパワーに建設差し止めを求める。

 また、原発事故前の基準に基づいて国が大間原発の原子炉設置許可を出したことを理由に国の許可の違法性を主張。原発建設の同意手続きの対象が原発の立地自治体と都道府県に限られている点についても「30キロ圏の自治体を含めるべきだ」と国に求める。

 市は2月末に開会する定例市議会で提訴の承認を求める予定だ。多数の市議が提訴を支持している。

 工藤市長は原発事故直後の2011年4月、大間原発の無期限凍結を訴えて初当選。Jパワーが今春にも原子力規制委員会に安全審査を申請する見通しになったため、函館市は10人の弁護団で提訴に踏み切る。まとめ役の河合弘之弁護士は脱原発弁護団全国連絡会の共同代表で、全国の原発住民訴訟にかかわっている。

 函館市の提訴について、Jパワー大間現地本部総務・広報グループは「正式に提訴が決まっていない段階でコメントはない。函館市には(大間原発の)情報提供をしており、今後も続けていく」としている。

 菅義偉官房長官も1月22日の会見で「提訴前の段階での答えは差し控えたい。いずれにせよ、実際の稼働については世界で最も厳しい(規制)基準をつくったので、原子力規制委員会で安全と認められることが一番大事だ」と述べた。

 対岸の大間町で1970年代から原発誘致に取り組んできた浅見恒吉・元町長(76)は「函館市民の気持ちはわかるが、(原発は)大間町再生のためだから……。事業者や国が函館市民の理解を得る努力をするしかない」と話す。マグロの魚影が消え、昆布、ウニ、アワビなどの資源も先細りするなか、当時は「町が消える」という危機感が町内に漂っていたという。

 金沢満春町長も1月21日の会見で函館市の動きに触れ、「(建設)推進の立場は変わらない」と述べた。

     ◇

 大間原発 津軽海峡に面し、出力は約138万キロワット。使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランを混ぜた燃料(MOX燃料)を100%使う世界初の「フルMOX原発」として2008年5月に着工。東日本大震災で建設工事が中断したが、12年10月に再開した。

 【大間原発をめぐる函館市の動き】

2008年5月 Jパワーが大間原発着工

2010年7月 函館の市民団体が建設差し止め提訴

2011年3月 東日本大震災。建設工事が中断

2011年4月 工藤寿樹氏が函館市長に初当選

2011年10月 工藤市長が法的手段を示唆

2012年9月 函館市議会が無期限凍結を求める決議

2012年10月 Jパワーが建設工事を再開

2012年12月 函館市が訴訟準備費を補正予算に計上







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第6部・核燃料サイクル(3)対岸から/フルMOX、厳しい目







2014年2月12日

私たちが向かう未来



 ジャーナリストで8bit Newsを主催している堀潤さんがこんな記事を書いていた。







 元原発作業員林哲也さんが告発する、インタビュー記事。
 これを見て、少なからず、衝撃を受けた。
 福島の現状に対してではなく、「変わらない私たち」に対してである。
 
 元原発作業員の林さんがこう言うのである。彼は殆ど泣いているような笑顔で、心の底から不思議そうに。




ここにあるものは全てごみだと思うんです。今のところ。原子炉建屋もごみだし、核燃料だってごみだし、これらのがれきもごみだし、タイベックなどもこれからごみになっていく。それをこれから何十年かかるのか、何万年かかるのかわからないですけど負担させなくてはいけない。それが確定しているというのは、先人が残すものとしては最低のごみだなという感じですかね。だから。それでもゴミを作り続けるのでしょうか、この国は。

変化を感じないんですよね。例えば東京都か街中とか電車に乗って移動していて、自分には光景として何も3年前とは変わっていないんですよね。
何も変わっていないし、何か変わったのかなという疑問。逆にここに来ると、ゴミの山を出し続けているし、周辺の村も言っては悪いけれど行く道中30分くらいかけて廃墟のような街を通って現場にいくじゃないですか。家とか建物とか住まなくては傷んでいくし、汚染もされているし、申し訳ないけれどあれが使えなくなってごみになってしまう。無人の街と変わらない東京のギャップみたいな。皆の中の意識がどれくらい変わっているのか逆に知りたいですよね。知りたい。




 
 胸が痛くなった。この方と同じように、私も知りたい。訊いてみたい。だが、その答えはもう出ているのではないか。この国のエネルギー政策に都知事選における方向性を見れば。もしくは、その結果を見れば。聞かずもがな、わかるというものである。

 変わらない人は、変わらないのだ。






 それでも変わろうとする人もいる。林さんの告発記事は、2/12現在5866のいいねが寄せられているのである。

 「原発の問題はまだ終わっていない、だからイデオロギーの対立を超えて現実の課題を乗り越えるための叡智を結集させましょう」と堀さんは言う。
 たとえ何度ダメだと思っても、いつか叡智を結集させる対象が「全員」になって、私たちが同じ未来に進んでいけたら、最高である。




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舛添、細川 銀座対決-2014都知事選挙ラストサンデー
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33,000kW木質バイオマス発電が着工
2014-01-22 【読書感想】里山資本主義




2014年2月9日

デンマークに続け! もんじゅの夢より別の夢を ~政府がもんじゅ実用化研究を継続宣言~



 エネルギー政策で大きな転換を図った国といえばデンマークである。
 1985年、デンマーク政府は原発のないエネルギー政策を選択した。国をあげて、再生可能エネルギーへとシフトする道を選んだのである。おかげで、オイルショック時にわずか2パーセントだったエネルギー自給率は、現在100パーセントを軽く超えた。今後は、化石燃料に頼ることは保安上も環境的にも無理があるとして、2050年までに化石燃料に頼らない社会にするという野心的な目標を掲げているそうだ。

 対する日本はエネルギー自給率4%にとどまっている。できれば、日本もデンマークにこそ続いて欲しいと願うところだが、今日、驚きのニュースを目にした。

 2月8日、前日に実質的な「もんじゅの白紙化」について報道した日本経済新聞に、菅官房長官が噛み付いた。「報道のような方向性を決めた事実は全くありません」。これには驚いた。原発(もんじゅ)について、経済界でさえもう実用化は無理だと公言したことを国が覆そうとするのは、極めて珍しいことではないか。ただの誤解、もしくは解釈の違いだとは思えない。もんじゅの核燃料サイクルは詰んでいる、と日本経済新聞は確かに認めたのである。 


核燃料を無限に使い回しできることをうたい文句に、もんじゅは「夢の原子炉」と呼ばれ、原発から出る使用済み核燃料を再利用する核燃料サイクルの柱とされてきた。核燃料サイクルの政策は見直しを迫られる。


 見直しを迫れ。デンマークに続け、と言いたいところである。菅官房長官の待ったで、わずか1日の「ぬかよろこび」に終わったもんじゅの白紙化。もしくは、この国のエネルギー政策の大転換。自給率100パーセントの自立国家としての未来も消えてしまうのだろうか。
 原発は重要なベース電源とする。それだけではない。エネルギー産業の国際化をお題目に、原発インフラの輸出(死の商人)を拡大しようとしている。
 エネルギー自給率が2パーセントから100パーセント越えという成功例が身近にあるのに、なぜ40年間の大失敗のエネルギー政策にしがみつくのか。日本が今のままでいいわけがない。

 テレビではオリンピック、そして都知事選の報道が繰り返される。わずか1分で都知事の座を決めたという舛添候補の笑顔が忌々しい。今日こそそれが、変わらない日本、変わらない政治の象徴と映る日はないのである。


 

もんじゅ「白紙化」報道 文科相「頓挫させてはならない」
(2014年2月8日 日本報道検証機構GOHOO)

▼日経新聞が1面トップで、政府が高速増殖炉もんじゅの実用化を「白紙」に戻すと報じたが、官房長官は否定。文科相は今後も実用化研究を進めるべきとの考えを示した。
【日経】 2014/2/7朝刊1面トップ「もんじゅ『増殖炉』白紙 エネ計画から削除」、2014/2/7夕刊1面「もんじゅ見直し『徹底的に議論』」 《注意報1》2014/2/8 07:00

日本経済新聞は2月7日付朝刊1面トップで「もんじゅ『増殖炉』白紙」と見出しを掲げ、政府が高速増殖炉もんじゅの実用化に向けた目標を白紙に戻し、これまで掲げてきた開発計画や期限を新たなエネルギー計画に入れないことを決定したかのように報じた。これに対し、菅義偉官房長官は同日の会見で「報道のような方向性を決めた事実は全くありません」と述べ、下村博文文科相も「本来、掲げた夢はここで頓挫させるようなことがあってはならない」と白紙化を否定している。


日本経済新聞2014年2月7日付朝刊1面


菅官房長官は会見で「エネルギー基本計画については、もんじゅを含め、さまざまなご意見を踏まえて徹底的に検討を行い、与党ともしっかり調整した上で決定する」と述べた。下村文科相も報道を否定した上で、「もんじゅ研究計画に示された研究に着実に取り組むことが重要」と今後も実用化研究を進めるべきとの考えを示した。

高速増殖原型炉もんじゅは、日本原子力研究開発機構が事業主体となり、文科省と経産省が所管。もんじゅをめぐっては近年トラブルが相次いでおり、菅官房長官はこの日の会見で、組織見直しが必要と明言。下村文科相も「機構の抜本的な立て直し」に言及した。

日本経済新聞は7日付夕刊1面で、菅官房長官が組織の見直しの必要性に言及したと続報したが、下村文科相が実用化研究を継続する考えを示したことは伝えなかった。逆に、もんじゅを所管していない甘利明経済再生相が会見で「もんじゅを核のゴミの減量施設に転用する可能性に含みを持たせた」と報じたが、実際は会見の中で「もんじゅを核のゴミの減量施設に転用する案」への言及はなかった。(*) 同紙は8日付朝刊の続報で、「政府は新たなエネルギー基本計画で2050年までに高速増殖炉を実用化する従来目標を盛り込まない方針」と、当初の「白紙化」から表現を大幅に後退させている。

エネルギー基本計画は国の中長期的なエネルギー政策を定め、少なくとも3年おきに見直しが必要。直近の2010年の計画では、もんじゅについて「2025 年頃までの実証炉の実現、2050 年より前の商業炉の導入」という目標を掲げていた。現在、経産省を中心に基本計画の見直しを進めており、昨年12月、「もんじゅ研究計画に従い、高速増殖炉の成果のとりまとめ等を実施する」と記した素案をまとめている。

(*) この転用案については、7日付産経新聞電子版が「自民党内の意見」として伝えている(MSN産経ニュース「もんじゅ実用化見直し 自民、エネ計画に盛り込み検討」)。


『もんじゅ「増殖炉」白紙 政府、エネ計画から削除 核ゴミ減量施設へ転用案』
 政府は発電しながら消費した以上の核燃料を生み出せるとしてきた高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)の実用化に向けた目標を白紙に戻す。これまで掲げてきた開発計画や期限を新たなエネルギー基本計画に入れない。トラブルが続き、燃料となるプルトニウムを増やす「増殖」のめどが立たないためだ。原子力発電所から出るゴミを減らす研究施設に衣替えする案が出ている。(以下、略)
(日本経済新聞2014年2月7日付朝刊1面より一部抜粋)

日本経済新聞2014年2月7日付夕刊1面


菅義偉官房長官記者会見(2014年2月7日午前) (首相官邸)

Q.高速増殖炉もんじゅについて、エネルギー基本計画に盛り込まず、実用化目標を白紙にするとの報道がありますが、受けとめをお願いします。 A.今日そうした報道があったことは承知しておりますが、新たなエネルギー基本計画は現在検討を進めているところであり、ご指摘の報道のような方向性を決めた事実は全くありません。いずれにしても、エネルギー基本計画については、もんじゅを含め、さまざまなご意見を踏まえて徹底的に検討を行い、与党ともしっかり調整した上で決定することとしており、政府として責任を持って対応してまいりたいと考えています。
…(略)…
Q.もんじゅの話に戻りますが、もんじゅをどうするかという以前に、もんじゅを運営している日本原子力研究開発機構の組織の問題が大きいかと思いますけど、増殖とか核燃料サイクルをどうするかとは別に、組織を何とかしなければいけないという問題意識はございますか。
 A.ここは正直言ってあります。ただ、文科省で、いろんな不祥事が多発する中でですね、今、しっかりとこれ、対応をし始めていますので、そこは必要があるというふうに思ってます。

下村博文文部科学大臣記者会見(2014年2月7日) (文部科学省)

Q.「もんじゅ」をエネルギー基本計画の中に入れないという報道がありましたけれども、今後の対応についてお願いします。
A.新たなエネルギー基本計画については、昨年12月に総合資源エネルギー調査会で取りまとめられたエネルギー基本計画に対する意見を踏まえ、現在政府内で検討を進めているところで、報道のような方向については全く事実ではありません。「もんじゅ」については、まずは原子力機構改革の中で運転管理体制を整え、克服すべき課題に1つずつ着実に 取り組んだ上で、「もんじゅ」研究計画に示された研究に着実に取り組むことが重要と考えており、今後、閣議決定に向けて、引き続き、責任を持って対応していきたいと思います。
Q.そういう検討はなされているのか。
A.まず、政府の中でのそういう方向について決定したことは全くないということです。ただ、自民党の中で、ある議員がそういう発言をされてるということは報告を受けています。私としては、核燃料を無限に使い回しできるということで、「もんじゅ」というのは夢の原子炉としてスタートしたという経緯がありますから、日本としても、また人類としても、捨てることではないと思います。ただ、あまりにも今までの「もんじゅ」における現場の対応が、いろいろとお粗末で、国民から不信感を買って、それに対して原子力規制委員会が厳しく対応しているということがあり、今後の機構の抜本的な立て直しを含めて、「もんじゅ」については謙虚に対応していく必要があると思います。しかし、本来、掲げた夢はここで頓挫させるようなことがあってはならないのではないかと私自身は思っています。
Q.「もんじゅ」は第一義的には、増殖炉としての働きを担っていくことが肝心だとお考えということでしょうか。
A.そうですね。私としてはというか、文部科学省としては、当然そういうスタンスで臨むべきだと思います。

■茂木敏充経済産業大臣記者会見(2014年2月7日) (経済産業省)

Q.今朝の一部報道で、「もんじゅ」に関する計画を白紙に戻してエネルギー基本計画から削除するという報道あります。事実関係と大臣のお考えを。
A.そのようなことは決まっておりません。現在、昨年末の基本政策分科会の意見を踏まえ、またパブリックコメント等も反映させながら、政府原案を丁寧に作成をする作業でありまして、現段階において報道のようなことは決まっておりません。
Q.報道には一部、核のごみを減らす方向に転用するということもあるんですけれども、そういったことも。
A.それも含めて決まっておりません。

甘利明経済再生担当大臣記者会見(2014年2月7日) (首相官邸)

Q.少し所管を外れますけれども、エネルギー基本計画に関して、高速増殖炉の「もんじゅ」について実用化に向けた目標を白紙に戻す、基本計画に入れないという一部報道がありましたけれども、事実関係とその受け止め、どう考えたらいいのかお願いします。
A.これはまだそういう決定には至っていないと承知しております。「もんじゅ」というのは、資源少国日本が、どうやってエネルギーのリサイクル利用をしていくかということ、それから最終的な廃棄物の絶対量を減らしていくという、この二つの精神でスタートした事業であります。そのスタート以降、いろいろな事案、事件で頓挫しておりますけれども、そのスタートの時の考え方と、今後のエネルギー政策、なかんずく原子力政策をどうすり合わせていくかということを、経済産業省を中心に取り計らっていって、結論が出ていくのであろうと思っています。

エネルギー基本計画(平成22年6月) (参照) (経済産業省)

 高速増殖炉サイクル技術は、我が国の長期的なエネルギー安定供給等に大きく貢献するものであり、早期実用化に向けた研究開発を着実に進めることが重要である。2010 年5月に試運転が再開された高速増殖原型炉「もんじゅ」の成果等も反映しつつ、2025 年頃までの実証炉の実現、2050 年より前の商業炉の導入に向け、引き続き、経済産業省と文部科学省とが連携して研究開発を推進する。
 具体的には、高速増殖炉サイクルの実用化に関するこれまでの研究開発の成果を踏まえ、2010 年度に革新技術の採否判断等を行う。また、実用化を一層円滑に進めるため、進捗に応じたプロジェクトの進め方・役割分担等を検討する。加えて、高速増殖炉の実用化技術の早期確立を図るとともに、将来の国際標準を可能な限り我が国が確保するため、国際協力を適切に進め、将来のエネルギー安全保障を担う国家的な基幹技術としての性格を踏まえ、我が国の自立性を維持しつつ互恵的な国際協力関係を構築する。

エネルギー基本計画に対する意見 (参照) (経済産業省資源エネルギー庁)







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エネルギー基本計画の見直しにあたって 環境庁頑張れ!

もんじゅ「増殖炉」白紙 政府、エネ計画から削除

エネルギー基本計画に原子力をどう位置づけるか 原案の重要ポイントと解決すべき三つの課題――澤昭裕・21世紀政策研究所 研究主幹、国際環境経済研究所所長

脱化石燃料! グリーン経済へ移行するデンマークのエネルギー政策

津田大介の「メディアの現場」政府の原発ゼロ政策はなぜ骨抜きになったのか──津田大介の「メディアの現場」より